2022年3月26日(土)

鎌田俊哉 × スージー鈴木 × 矢野利裕「令和の少年隊ミュージック論」 『令和の少年隊論』(アチーブメント出版)増刷記念


良質な楽曲、高いダンスパフォーマンス、ミュージカルや舞台での業績……ジャニー喜多川氏がこれまで作り上げたグループのなかで「最高傑作」と称した、少年隊に捧げる令和のライナーノーツ、『令和の少年隊論』が昨年12月12日に刊行されました。

業界のファンや識者、恩人らが少年隊をアツく語り倒す初の評論ブックとして、発売前から大きな話題を呼び、品切れとなる店舗が続出。
発売3日目には増刷が決まりました。
テレビ、ラジオ、雑誌、新聞などにも取り上げられ、少年隊の再評価の気運が高まっていることが実感されます。
昨年12月17日に本屋B&Bで開催されたボビー吉野さんとARATAさんによるトークイベント「令和の少年隊ダンス論」も大盛況のうちに終わりました。

この増刷を記念して、トークイベント第2弾を開催いたします。

出演は、この本のインタビューに参加された鎌田俊哉さん、スージー鈴木さん、そしてシングル・アルバム批評を執筆された矢野利裕さん。

鎌田俊哉さんは、ジャニーズ音楽出版のディレクターとして、少年隊の楽曲やグループのコンセプトをいちから作り上げた、“ジャニーズ音楽”の最重要キーマンと言える人物です。
ジャニー喜多川氏や筒美京平氏との関係も濃厚で、「仮面舞踏会」「君だけに」をはじめ、数々のヒット曲を世に送り出してきました。
SMAP「$10」「夜空ノムコウ」、嵐「A・RA・SHI」、修二と彰「青春アミーゴ」、KAT-TUN「Real Face」なども鎌田さんの手によるものです。

スージー鈴木さんは、『ザ・カセットテープ・ミュージック』でおなじみのマキタスポーツさんとの対談で「なぜ今、少年隊が再評価されるのか」をめぐって、鋭いポップカルチャー評論・時代批評を繰り広げてくれました。
納得度も満足度も半端なく、本を読まれたボビー吉野さんもARATAさんも「あの対談はものすごく面白かった」と口を揃えていました。

そのおふたりに、ジャニーズ音楽への愛情と造詣の深さでは並ぶ者がいない批評家の矢野利裕さんが加わり、少年隊ミュージックの真髄、ヒット曲が生まれたアツい舞台裏に迫ります。
どんな閃きのアイデア、試行錯誤があのキラ星のような名曲群の背後に潜んでいるのか……少年隊ファンだけでなく、ジャニーズ音楽に興味のある方も必見です。

司会は前回のトークイベントに引き続き、この本のインタビュー・構成を担当したフリー編集者・ライターの高岡洋詞さんが務めます。

鎌田俊哉さん、スージー鈴木さん、矢野利裕さん、3名の直筆サインが入った貴重なサイン本が購入できるのは、リアルタイム配信に参加される方のみです。
どうぞこの機会をお見逃しなく!

『令和の少年隊論』公式Twitter
【出演者プロフィール】
鎌田俊哉(かまだ・としや)
音楽プロデューサー。
1984~2006年、ジャニーズ音楽出版の制作ディレクターとして、近藤正彦、少年隊、光GENJI、SMAP、嵐、KAT-TUN、Hey! Say! JUMPなどを手がける。
2010年からは北京と香港にも進出し、中国のチャート1位に4曲を送り込む。
現在はMISIA、EXIT、Little Black Dress、倉木麻衣などをプロデュース。

スージー鈴木(すーじー・すずき)
ラジオDJ、音楽評論家、小説家。
bayfm「9の音粋」月曜DJ。
BS12『ザ・カセットテープ・ミュージック』出演。
著書に『EPICソニーとその時代』『平成Jポップと令和歌謡』『恋するラジオ』『80年代音楽解体新書』『イントロの法則80’s』『サザンオールスターズ1978-1985』など多数。

矢野利裕(やの・としひろ)
批評家、DJ。1983年生まれ。
文芸と音楽を中心に批評活動を行う。
『ジャニーズと日本』(講談社現代新書)、『コミックソングがJ-POPを作った』(P-VINE)など。
近刊に『今日よりもマシな明日』(講談社)。
大谷能生、速水健朗との共著に『ジャニ研! TWENTY TWENTY』(原書房)がある。

高岡洋詞(たかおか・ひろし)
1965年横浜生まれ、京都育ちの編集者/ライター。
『ミュージック・マガジン』編集部を経てフリー。
インタビューはジミー・ペイジからchelmicoまで、編集も『プロテスト・ソング・クロニクル』(ミュージック・マガジン)、『大人のSMAP論』(宝島社)、『アイドル保健体育』(CDジャーナル)ほか多数。
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【開催時間】
20:00~22:00 (19:30オンライン開場)

【入場料】
■配信参加 1,650yen(税込)
■配信参加+出演者3名のサイン入り書籍(『令和の少年隊論』)1,650yen+2,198yen(税込)
■配信参加+サインなし書籍(『令和の少年隊論』)1,650yen+2,198yen(税込)

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