小松原織香さんがみずからの被害経験を描いた『当事者は嘘をつく』が、1月末に刊行されます。
修復的司法やサバイバーの哲学を主題に研究している小松原さんが、ジャック・デリダやジュディス・ハーマン、田中美津らのテキストを参照しながら、「加害者を赦すことはできるのか」「当事者、支援者、研究者の三者の立場とはどういうものなのか」といったことに迫っていく一冊です。
本書には、依存症・DVの当事者から長く話を聞いてきた臨床心理士の信田さよ子さんから、「これこそ私の読みたかった一冊である」という力強い推薦のコメントをいただきました。
お二人には、当事者とはいったい何か、加害/被害の問題やその支援についてお話しいただきます。
貴重な機会です、ふるってご参加ください。
【プロフィール】
小松原 織香 (こまつばら・おりか)
関西大学文学部学術振興会特別研究員(PD)。
主な関心は、戦争、犯罪、災害などのサバイバー(生き延びた人々)の〈その後〉。
現在は、水俣地域を中心に、環境破壊後のコミュニティ再生について研究している。
著作に『性暴力と修復的司法――対話の先にあるもの』(成文堂、第10回西尾学術賞)がある。
信田 さよ子 (のぶた・さよこ)
1946年、岐阜県生まれ。
公認心理師、臨床心理士。
精神科病院勤務などを経て95年に原宿カウンセリングセンターを開設。
『アダルト・チルドレン』(学芸みらい社)、『家族と国家は共謀する』(角川新書)、「言葉を失ったあとで」(共著、筑摩書房)など著作多数。
【参加条件】
イベントチケット予約・販売サービス「Peatix」にて、いずれかの対象商品をご購入いただいたお客様がご参加いただけます。
【対象商品】
・イベント参加券 1,300円(税込)
・書籍『当事者は嘘をつく』(筑摩書房・1,980円/税込)+イベント参加券(1,000円/税込)+送料(500円/税込) セット 3,480円(税込)
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受付締め切り: 2022年2月25日(金) 19:00まで
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