※本イベントはリアルタイム配信と見逃し配信(1ヶ月)でご参加いただけるイベントです。
詳細につきましてはページ下部をご確認ください。
60年代「状況劇場」から現在の「劇団唐組」まで、挑発とふしぎを投げかけてきた天才劇作家、唐十郎。
「アングラ」の元祖にして迷宮とも評される演劇世界は、その皮をていねいに剝くならば、かならず芯がある。噛みしめるべきタネがある。
新井高子による新刊『唐十郎のせりふ』は、2000年代を中心に唐のメタファーを読み解き、奥にある劇作術や原体験にも迫りながら、そのしごとの深い味わいをさし出した画期的評論です。
このトークでは、唐組で主役を担い、劇世界はもちろん、人間としての唐十郎もこよなく知る俳優・稲荷卓央、レンズ越しに舞台を見つめ、その幻惑にシャッターを切り続ける写真家・首藤幹夫とともに、唐演劇の魅力をとことん語り合います。
首藤による舞台写真のスライドショーも必見。
唐ファンには新発見のチャンス、お見逃しの方には絶好のガイドです。
さあ、お立ち会い、お立ち会い!
【出演者プロフィール】
新井高子(あらい・たかこ)
詩人。文芸批評。埼玉大学准教授。
詩集に『タマシイ・ダンス』(小熊秀雄賞、未知谷)、『ベットと織機』(未知谷)など。
企画制作の映画に『東北おんばのうた』(監督・鈴木余位、山形国際ドキュメンタリー映画祭アジア千波万波入選)。
詩誌『ミて』編集人。
ミて・プレスの「お知らせ」欄の157号PDFで、唐十郎講演「詩人の兄貴たち:土方巽と寺山修司」半年無料掲載中。
稲荷卓央(いなり・たくお)
俳優。
1970年北海道網走市生まれ。1991年劇団唐団入団。
「透明人間」「泥人魚」など、数多くの作品で主演をつとめる。
2000年代・唐十郎の当て書きをひき受けた看板役者。
さらに、渡辺えり、川村毅作の舞台等のほか、映画やテレビドラマ、CMなどでも活躍。
首藤幹夫とは「朝顔男・夕坂童子:首藤幹夫幻燈写真劇場 唐十郎の世界へ」でも共演。
首藤幹夫(しゅとう・みきお)
写真家。
1967年大分県生まれ。
東京造形大学写真専攻領域教授。
朝日新聞での連載「いつもそばに本が」、劇団第七病棟、劇団唐組の公演記録写真、 写真映画「ヤーチャイカ」の撮影監督、岩田ちえ子との「ロマン写真館」など、活動は多岐にわたる。
作品として複数台のスライド映写機を自身で操作し上映する「幻燈写真」を多数発表している。
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【配信での参加につきまして】
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【書籍付き配信での参加につきまして】
・書籍を、イベントの配信チケットとセットで販売いたします
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・海外発送は行いません
【キャンセルにつきまして】
・ご購入直後にイベント配信用のURLが送信される都合上、ご購入後のお客様都合によるキャンセルは承っておりません。何卒ご了承ください。
【開催日時】
2022/03/30 20:00-22:00
【開催場所】
オンライン配信
【入場料】
【配信参加】:1,650円(税込)
【書籍つき配信参加】:1,650円+『唐十郎のせりふ』3,080円(税込)※イベント後の発送となります。