スタッフ海鈴です。
「けしからん」
目の前の光景に思わず、つぶやいていました。
いったいこれは、どういうことだと。
ふつうなら人の目につく場所で、こんなことができるわけがない。
高鳴る鼓動。
恥じらいながら、まっすぐこちらを見つめる眼差し。
乱れた髪。
だめだと分かっているのに、手が伸びてしまう。
……どうでもいいか。
今日くらいは、ちょっぴり大胆になったっていいじゃいか。
あんなに堂々と誘って来られたら、断る理由なんてないだろう?
ゆっくりと、西日が当たって光り輝く肌色のそれに、私は手を触れた。
* * * * *
第3特集《最強のリベラルアーツは「エロだ」》ーーー
初代「雑誌READING LIFE」が発行されたとき、特集に合わせて、店内には「エロ」「女子」を基調とした棚が設置されていました。
置かれていたのは、ええと、まあ、うん。ちょっと、口にするには恥ずかしい書籍たちです。
『撮られたい』
『官能小説用語辞典』
などなど……
こんな本、女子ひとりじゃあ、普通の書店ではなかなか手に取れませんよ!
けれど天狼院では、堂々とそれらの本を手に取ることができたんです。
こういう類の本は、表に置くにはあまり良しとされない場合が多い。
隠されると、もう前提が「それは表には出しちゃいけないもの」となるので、手に取る側も「す、すいません(周りをキョロキョロ)」って感じに萎縮しちゃう。
それが天狼院ではむしろ、見よ! これでもか!! と言わんばかりに堂々と置いてます。
ヌーディストビーチで
「ぷぷぷ、何あの人服なんか着ちゃってるの(笑)」
と逆に服を着ていることが恥ずかしいこととなってしまうように(行ったことありませんが笑)、むしろエロがあることが当たり前という風潮になっているので堂々とそういう本にも手が出せるし、カウンターにも持って行きやすい。
しかも、食わず嫌いしないで読んでみると、けっこう深いんです。
エロという歴史について、極めて学術的に解説している本がこんなにたくさんあるとは思わなかったのです。
そうか。
エロって、人間の歴史と密接に関わってきたんだ。
この棚、相当おもしろいぞ。
思わず手に取らずにはいられないくらい、「けしからん」棚だったのです。
そんなエロに寛容な書店が、またやらかします。
「月刊天狼院書店」6月号、第3特集はーーー
《リベラルアーツ・エロ》!!!
リベラルアーツ、つまり教養。
一見かけ離れたもののように見えますが、エロがなければ文化は発展してこなかった。
サブカルの発生源であり、そこからメインカルチャーで活躍する著名人が輩出された例も少なくありません。
エロに本気で向き合うことが、メインカルチャーを育てることにつながるのでは?
……と、真面目な側面をふりかざしておけば、逃げ道、作れてますよね?(笑)
まあ単純に好きだから盛り上がりましょうよ、エロで!(どーん)
編集会議では、「リベラルアーツ・エロ」に関するこんな企画が上がってきています。
▼第三特集:リベラルアーツ・エロ(担当:三浦)
┗青山さん「自分史上最高にセクシーに撮る」とコラボ
┗袋とじをやる!→中に入れる仕組み
┗フェチ特集
┗パーツ
┗萌えポイント
┗エロリーディング
┗日本文学をいかにエロく読むか
┗日本文学を読んでいかにエロいリーディングハイを書けるか?
┗エロメガネをかけて読む(メガネ作る?)
┗コンクリートのひび割れ
┗童貞処女特集
┗女子校特集
┗女子校VS男子校
┗共学出身者から女子校、男子校出身者への質問
┗学閥特集
6月号の「月刊天狼院書店」では「エロ」にまつわる企画を展開するために、皆さんにぜひ書籍を紹介していただきたく思っております!
お気づきでしょうか……
そう……
これはつまり、禁断の「エロ」夜ファナティックの開催を意味しているのですよ……ふふふ。
あなたのフェチ本や、萌えポイントを存分に語るもよし。
文豪が書いた日本の名作が、いかに究極のエロティシズムを含んでいるかを語るもよし。
女子校・男子校のヒミツに隠された、かぐわしいエロの香りを紐解くもよし。
あなたにとっての「エロ」とは?
その答えこそが、最強の「リベラルアーツ・エロ」なのです。
「ちょっとエロについて話すのは……まあ、聞くくらいなら、オーケーです」
っていう方も、聴くだけでの参加もできます。ぜんぜん大丈夫です。
あ。
言い忘れてました。
飲み放題なんですよ、このTENRO-IN FESTAって。
何が起きるでしょう。考えてみてください。
……はい、もう最高ですね!
前半は「夜ファナティック」で熱く語り、
残りはフリータイムで交流を深めちゃってください。スタッフも話に行きます!
2回目にしてかなりキワドイものを持ってきちゃったフェスタですが、皆さん、ほんとはこういうのがええんやろ???
特別開催・禁断の「夜ファナティック」では、それぞれの「エロ」について貴重なご意見お待ちしております。
老若男女、ただひたすら飲みに来るのもよし。
初めてのご参加の方も、大・大・大歓迎です!!
ぜひお誘い合わせの上、お越しください!!
月に1度の公式パーティ、食べて飲んで、楽しみましょう!
ご参加お待ちしております!
【天狼院FESTA 概要】
日時:2016年5月20日(金)
18:45 受付開始
19:00 開始
21:30 終了
定員:30名
費用:一般/3,500円
CLASS天狼院プラチナクラス会員・5月誕生日の方・「月刊天狼院書店」編集部の方/2,500円
(食べ物代・飲み放題込み)
*CLASS天狼院「プラチナクラス」にご加入のお客様は特別割引で参加できます。
*CLASS天狼院プラチナクラスについて→ 【破格の割引サービス】「CLASS天狼院」誕生〜最上ランク「プラチナクラス」は全店合計100名様限定〜《詳細・決済ページ》:http://tenro-in.com/tsushin/15866
*5月に誕生日のある方は、2,500円に割引になります。(※誕生日を証明できるものをお持ちください)
*差し入れも大歓迎です!
*Peatixおよび店頭での事前決済制となります。
場所:天狼院書店「東京天狼院」「福岡天狼院」
《チケットお申し込み》
*Peatixおよび店頭での事前決裁制です。
【天狼院書店へのお問い合わせ】
TEL:03-6914-3618