『戦争と芸術』を上梓したばかりのインディペンデントキュレーター飯田高誉さんと、『戦争画とニッポン』の共著者である美術批評家の椹木野衣さんが、戦争画について語り尽くすイベントをB&Bにて開催します。
なぜ戦争は描かれ続けるのか?
戦争画を美しいと感じてはいけないのか?
アーティストにとって戦争画を描くことの意味とは?
そして、現代における戦争画とは?
戦争画をテーマに活動を続けてき、さまざまなアーティストとの交流も深い2人ならではの、創作の現場に即した貴重なトークをお届けいたします。
時 間 _ 19:00~21:00 (18:30開場)
場 所 _ 本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order
椹木野衣
美術批評。 最新刊『後美術論』(第25回吉田秀和賞受賞、美術出版社)『アウトサイダー・アート入門』(幻冬舎新書)、他に『増補 シミュレーショニズム』(ちくま学芸文庫)『日本・現代・美術』(新潮社)など。グランギニョル未来 2015.3.11〜 http://dontfollowthewind.info
飯田高誉
1956年東京生まれ。1980年にフジテレビギャラリーに入社し、草間彌生など現代美術家の展覧会を企画し、1990年に独立、インディペンデント・ キュレーターとなる。東京大学総合研究博物館小石川分館アート&サイエンス協議会企画顧問として現代美術シリーズを立ち上げ、「マーク・ダイオン-驚異の部屋」、「森万里子—トランスサークル」、「杉本博司-大ガラスが与えられたとせよ」など連続企画(2003〜2005年)。カルティエ現代美術財団(パリ)にて杉本博司(2004年)と横尾忠則(2006年)の展覧会キュレーション。「スクリーン・メモリーズ:隠蔽記憶」(水戸芸術館、2002年)では ゲスト・キュレーションを委嘱される。第一回「六本木クロッシング」展(森美術館)のキュレーションや第二回「堂島リバービエンナーレ:エコソフィア」展 のアーティスティック・ディレクターを務める。また、COMME des GARÇONSの川久保玲の依頼によってアートスペース「Six」のアートディレクターに着任し、森山大道、デヴィッド・リンチ、草間彌生、横尾忠則、宮島達男、中平卓馬などの展覧会を企画。その他に映画作家のデレク・ジャーマン、ピーター・グリーナウェイなどアートワークによる展覧会を企画。京都造形芸 術大学国際藝術研究センター所長、慶應義塾大学グローバルセキュリティ講座「政治とアート」の講師などを務め、青森県立美術館美術統括監を経て、現在、インディペンデント・キュレーター 森美術館理事