私は徹底した現場主義で、企業の成長や再生の答えは現場に落ちているという考えで、10年以上経営コンサルタントを続けてきました。「1件でも多くの中小企業を倒産から守る」をモット−に、幸い、私のクライアントでは、1件の倒産も出さずにくることができました。
相談に見える中小企業の経営者はいつも「不安」「不満」と戦っています。不安が消えることは決してないでしょう。アスリートの世界では「練習が自信を与えてくれる」という言葉があるそうですが、準備が不安を拭い去る一助となります。（『会社は潰れない』本文P84より）
天狼院書店店主の三浦でございます。
冒頭の一節は、『会社は潰れない』須藤利究著（あさ出版）の本文からの引用です。
中小企業の経営者はいつも「不安」「不満」と戦っています。
この一文、経営者の方、フリーランスの方なら痛いほどよく分かるのではないでしょうか。
対外的には終始、明るく、ポジティブに振舞っている。だけれども、本当は「不安」で仕方がない。
かく言う僕も、今から５年半ほど前の起業当初は、不安で不安で仕方がありませんでした。
あまりに不安だったものですから、夜は毎日眠れなくなりました。
明日を思うと不安で不安で仕方がなくて、目がらんらんとして眠れない。
眠れずにいると暗闇でも目が慣れて来ますから、天井が見えてくる。
そのうちに、天井の模様を覚えるまでになりました。
不安の原因は、ただ、一点です。
お金です。
これが尽きれば、ゲームオーバー。
今回、天狼院では長年大手金融機関にいて、酸いも甘いも知っている、お金のプロ、須藤利究さんをお招きして、この経営者とフリーランスの「不安」に向きあおうと思います。リアル半澤直樹というよりも、もしかして、本店勤務も長かったようですから大和田常務の地位により近いのかも知れません。
独立後は「議場再生人」として、様々な中小企業を再生させて来ました。これまで、須藤さんがコンサルに入って潰れた企業は一社もないと言います。
『会社は潰れない』において、須藤さんはこう言っています。
不安が消えることは決してないでしょう。
けれども、準備が不安を拭い去る一助となる、と。まさに、このLIVEは「不安を拭い去る一助となる準備」になればと思います。
僕のように常に「不安」に直面している経営者の方はもとより、これから独立しようとしている方も、ぜひ、参加頂ければと思います。
知っておくのは、早ければ早いほどいい。
この本の第一章に描かれたケースに陥る前に、須藤さんのお話しを伺いましょう。
「会社を潰さない」方法を須藤さんにお教えいただこうと思います。
僕も皆様と一緒に、本気で学びたいと思います。
一緒に、須藤さんに学びましょう！
【概要】
日時：9月17日（水）
19：00（受付開始）
19：30 特講開始
21：00 終了
定員：30名様
参加費：2,000円＋1ドリンク
＊須藤利究さんの著書『会社は潰れない』（あさ出版）を
テキストとしてお買い求めください。すでにご購入の方は
必ずお持ちください。
場所：天狼院書店「東京天狼院」
【講師プロフィール】
須藤 利究さん
事業再生人・経営コンサルタント。企融機関で20年以上融資部門に所属。保険代理店やコンサルティング会社を経て独立。都内を中心に経営・事業再生(金融)コンサルティング、借入しやすい決算書の具体的助言、事業(経営改善)計画書作成、銀行交渉同席、相続・資産運用アドバイス、営業支援、後継者教育などで活動中。雑誌、テレビ出演多数
