2016年7月8日(金)

石橋毅史 「直取引のこと、本屋のこと、石橋さんにまっ直ぐに聞いてみよう!」 『まっ直ぐに本を売る ラディカルな出版「直取引」の方法』(苦楽堂)刊行記念

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『「本屋」は死なない』(新潮社)、『口笛を吹きながら本を売る』(晶文社)で、本屋で働くさまざまな人々の声を文字にしてきた石橋毅史さんが、この度『まっ直ぐに本を売る ラディカルな出版「直取引」の方法』(苦楽堂)を上梓されました。

「最小規模の出版社を始める人が「書店との直取引の方法」を獲得するための、いわば教科書となることを目指している」

と書かれたこの本は、卸売(取次)を介さず、書店との直取引を中心に出版を続けてきた出版社「トランスビュー」の実情に迫ったノンフィクション。

直取引の手法を紹介する「トランスビュー方式」、「実務とコスト」。
他の出版社の本の流通を請け負う「取引代行」。
配本に頼らず書店からの注文に満数で回答する「注文出荷制」。

現場の取材だけでなく、「取引代行」で協業する出版社や、これから出版社を起業しようとしている人、直取引に積極的な書店まで。さまざまな角度からの視点を織り込みつつ、直取引の運営コストの実数や書店との契約書までが詳細に記述されているこの本は、まさに出版社や本屋のための「教科書」です。

今回はこの本について、石橋さんにじっくりお話を伺う機会を設けました。
さまざまな書店、出版社の現場を取材されている石橋さんに、みなさまの質問をぶつけながら、これからの本の作りかた、売り方について一緒に議論していきます。
もちろん、質問なしで他の方の意見を聞きながら楽しむ、というのもOK。

思い思いの方法で、どうぞお楽しみください。

※当イベントでは、石橋毅史さんへの事前質問を募集します(任意)。『まっ直ぐに本を売る』のこと、あるいは本屋のこと、なんでも構いません。ご予約頂いた方へはイベント前に別途ご案内を差し上げます。

石橋毅史
出版業界専門誌「新文化」編集長を経てフリーに。著書に『「本屋」は死なない』(新潮社)、『口笛を吹きながら本を売る』(晶文社)、『まっ直ぐに本を売る』(苦楽堂)など。

(司会)松井祐輔
出版取次会社を経て、「人」と「本屋」のインタビュー誌『HAB』を創刊。最新号のテーマは「本と流通」。本屋「H.A.Bookstore」店主。『これからの本屋』(書肆汽水域)ほか、本の取次も行う。

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時 間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場 所 _ 本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order

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