イベント開催日: 2016年7月28日(木) 19:00〜20:30
la kagu(ラカグ)2F レクチャースペースsoko
強さとは何か――。この命題に答えを出すために、伝説の格闘家と大宅賞作家が語り尽くした初の対談集『本当の強さとは何か』が7月15日発売される。
伝説の格闘家とは、1995年に日本武道館で開かれた総合格闘技の大会でヘビー級の外国人選手たちを相手に、右眼を失明しながら準優勝した中井祐樹。その中井と、『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』で大宅賞と新潮ドキュメント賞をダブル受賞した作家の増田俊也が対談集の発売を記念し、熱く暑く語るイベントをラカグにて開催!
実はこの2人、北海道大学柔道部の先輩後輩の間柄。増田が4年生のときに中井が1年生として入部し、体をぶつけあって一緒に練習をしていたという。トークイベントでは、長時間の過酷な練習で有名な北大柔道部時代の裏話や、中井祐樹とジェラルド・ゴルドーの死闘、さらにヒクソン・グレイシーとの決勝戦の詳細が明らかに! 新刊本や『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』の執筆秘話も必聴。また、リオ五輪直前ということで日本の柔道界を激励、さらにはブラジリアン柔術や総合格闘技のこれからがどうなるかも語り尽くす。
来場者全員に特製大型ポスターのプレゼント付き。満足されること間違いなし、お早めにお申し込みください。
*チケット料金には、新刊本『本当の強さとは何か』のサイン本が含まれます。
プロフィール
中井祐樹(なかい・ゆうき)
ブラジリアン柔術家、元総合格闘家。1970年、北海道浜益村生まれ。北海道大学法学部中退。1995年のバーリトゥードジャパンオープンに最軽量の71kgで出場。1回戦のジェラルド・ゴルドー戦で右眼を失明しながら勝ち上がり、決勝でヒクソン・グレイシーと戦う。このときの右眼失明で総合格闘技引退を余儀なくされたがブラジリアン柔術家として復活。現在、日本ブラジリアン柔術連盟会長、パラエストラ東京代表。
増田俊也(ますだ・としなり)
作家。1965年、愛知県生まれ。北海道大学教養部中退。2006年『シャトゥーン ヒグマの森』(宝島社)で「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞を受賞。2012年、史上最強の柔道家木村政彦の生涯を追った大部の評伝『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』(新潮社)で大宅壮一ノンフィクション賞と新潮ドキュメント賞をダブル受賞。2013年、北大柔道部時代の青春を描いた自伝的小説『七帝柔道記』(角川書店)で山田風太郎賞最終候補。他著に『VTJ前夜の中井祐樹』(イースト・プレス)、編著に『肉体の鎮魂歌』(新潮社)など多数。
自由席(『本当の強さとは何か』サイン本付き):3,000円