2016年8月31日(水)

田島征三氏講演会 ”森の生きものたちからの伝言” 『もりモリさまの森』(理論社)刊行記念

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絵本作家の田島征三さんの初の童話作品が、7月19日に発売されます。田島さんが20年の歳月をかけて書き上げられた、渾身の一作です。森の生きものたちの命と未来は、私たちの行動にかかっている!― 現代文明に対する疑問を、野生動物の目を通してユーモラスに問いかける『もりモリさまの森』刊行記念の講演会に、みなさまぜひお出かけください。

日時:2016年8月31日(水) 午後2時~3時30分
会場:ナルニア国店内 ナルニアホール
定員:40名  ☆親子参加大歓迎!10歳~
参加費:大人1000円/小・中学生500円 ※当日受付でお支払いください。
☆講演会終了後にサイン会が予定されています。
サインをご希望の方は、当日ナルニア国で『もりモリさまの森』をお買い求めください。

【申込方法】
ナルニア国の店頭でもお申し込みいただけます!
参加ご希望の方は、お電話でナルニア国へご連絡ください。
定員に達した時点で受付を終了します。
申込み電話番号:03-3563-0730(午前10時~午後8時)

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『もりモリさまの森』より 田島征三さんの言葉

はじめて童話を書いた。苦心して二十年かかってしまった。この話は1996年東京西多摩郡日の出町の森に二つ目の巨大処分場建設することに反対して、重機の前に転がっていた時、ブルドーザーとパワーショベルの間を逃げ惑っていたテンの子どもを見て創ろうと思ったんだ。

物があふれる社会、たくさん買って、あまったらバンバン捨てる。その結果、人間は一番大切なものをなくしてしまった。ぼくたちは「燃やして埋める」やり方に反対して、日の出の森で闘って来た。

この物語を、廃棄処分場が造られようとしている山里に住む人々と生きものたちに贈ります。
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【講師プロフィール】
田島 征三(たしませいぞう)
1940 年大阪生まれ。幼少期を高知県で過ごす。1969 年 BIB(ブラティスラヴァ世界絵本原画展)金 のりんご賞を受賞。東京都西多摩郡日の出村(現日の出町)に移り、自然に向きあう生活をしなが ら創作を続ける。1998 年、処分場からの焼却灰の飛散により癌を患い、手術。同年、伊豆に移住。 2009 年、新潟県十日町の廃校に制作した「空間絵本」は「絵本と木の実の美術館」となった。絵本 に『猫は生きている』(理論社)『ふきまんぶく』『しばてん』『やぎのしずか』『とべバッタ』(偕成社) 『やまからにげてきた・ゴミをぽいぽい』(童心社)など。

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