『「百学連環」を読む』(山本貴光 著、三省堂)の刊行を記念して、対談&サイン会を開催いたします。
「百学連環」は西周の私塾での講義。文化の大転換期に、西欧諸学を相互の連関のなかで見渡そうとした試みでした。その講義録に注目し、当時の社会状況や言葉の使われ方を踏まえ、時には言葉のルーツに遡り、様々な資料をまじえて精読する『「百学連環」を読む』。
今回は、著者である山本貴光さんと、武蔵野人文資源研究所所長で明治賢人研究会を主宰する竹中朗さんをお迎えして、なぜ「百学連環」に着目するのか、西周が学術全体をどう見ていたかを知ることが現在の私たちにどう関わるのか、語り合っていただきます。
実際に「百学連環」のテキストをどのように読んでいったかが見える、山本さんの講義録への書き込みなども公開する予定です。また、『「百学連環」を読む』をさらに楽しむための「附録番外編」も当日ご参加のみなさんに配布いたします。
参加ご希望の方は、下記要項をご確認の上、入場券をお求めください。
【開催日時】2016年8月8日(月) 午後7時~ (開場:午後6時45分)
【開催会場】ブックファースト新宿店地下2階Fゾーンイベントスペース
【定員】先着50名様
【入場券】
<販売開始日>2016年7月15日(金)午前10時~
<販売場所>ブックファースト新宿店地下1階Aゾーンレジカウンター
<販売価格>500円(税込)
※お電話でのご予約を承ります。ブックファースト新宿店までお問い合わせください。
ブックファースト新宿店:03-5339-7611
※入場券はなくなり次第販売を終了いたします
【イベント当日の注意事項】
※入場券をお持ちでない方の入場はできません。当日は、必ず、入場券をお持ちください
※当日のお席はご来場順の自由席です
※トーク中の録音・動画の撮影・WEB配信はお断りさせていただきます
※イベント終了後にサイン会を行います。参加をご希望のお客様は『「百学連環」を読む』をお持ちください。
当日、会場でも販売いたします。
<プロフィール>
■山本貴光(やまもと・たかみつ)
1971年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業。文筆家・ゲーム作家。コーエーにてゲーム制作(企画/プログラム)に従事の後、2004年からフリーランス。好きなものはカステラ、原節子。「哲学の劇場」主宰。
【代表作】
ゲーム:『That’s QT』『戦国無双』ほか。
著書:『心脳問題―「脳の世紀」を生き抜く』(吉川浩満との共著、『脳がわかれば心がわかるか―脳科学リテラシー講座』として改題増補改訂し、2016/6刊行)、『問題がモンダイなのだ』(吉川との共著)、『コンピュータのひみつ』、『文体の科学』ほか。
訳書:『MiND―心の哲学』(吉川との共訳、ジョン・R・サール著)、『ルールズ・オブ・プレイ』(サレン/ジマーマン著)など。
山本貴光さん公式ブログ:作品メモランダム
山本貴光さん&吉川浩満さん 公式ウェブサイト:哲学の劇場
山本貴光さん ツイッターID @yakumoizuru
■竹中 朗(たけなか・あきら)
1961年生まれ。早稲田大学大学院社会科学研究科修了。編集者・武蔵野人文資源研究所所長。歴史・美術領域の書籍編集に携わりつつ、「明治賢人研究会」を主宰し、埋もれた人物の再評価を試みている。
竹中 朗さん 公式ブログ 武蔵野人文資源研究所日報
竹中 朗さんツイッターID @aquirax01