2016年8月28日(日)

藤井光 × 都甲幸治 「自称カリスマ翻訳教師 vs 狂喜の読み屋」 『ターミナルから荒れ地へ——アメリカなき時代のアメリカ文学』(中央公論新社)刊行記念

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アメリカの現代若手作家を精力的に紹介する翻訳家、藤井光さんの初めての日本語単著『ターミナルから荒れ地へ』が中央公論新社より刊行されました。
「偉大な国家」を語らなくなり「無国籍化」したアメリカ文学を、ターミナルと荒れ地にたとえてユーモラスに綴るエッセイです。
今回B&Bでは、『ターミナルから荒れ地へ』の刊行を記念しイベントを開催します。
お相手にお迎えするのは、同じく翻訳家の都甲幸治さん。

都甲さんは翻訳はもちろん、米文学にとどまらない文学評論で幅広く活躍する「狂喜の読み屋」。『ターミナル〜』のなかにもその著書・訳書が多く登場します。

21世紀に入り激動の時代を迎えるアメリカにおいて、社会をうつす鏡である文学はどう変化しているのか?
最新の米文学事情を、気鋭の翻訳家二人が、熱く楽しく語ります。

【出演者プロフィール】
藤井光(ふじい・ひかる)
1980年大阪府生まれ。翻訳家、同志社大学准教授。著書に『ターミナルから荒れ地へ』(中央公論新社)、訳書にデニス・ジョンソン『煙の樹』、サルバドール・プラセンシア『紙の民』(以上白水社)、セス・フリード『大いなる不満』、ダニエル・アラルコン『夜、僕らは輪になって歩く』(以上新潮社)などがある。

都甲幸治(とこう・こうじ)
1969年福岡県生まれ。翻訳家、早稲田大学文学学術院教授。著書に『読んで、訳して、語り合う。都甲幸治対談集』(立東舎)、『21世紀の世界文学30冊を読む』(新潮社)、『狂喜の読み屋』(共和国)、訳書にジュノ・ディアス『オスカー・ワオの短く凄まじい人生』(共訳、新潮社)などがある。

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時 間 _ 15:00~17:00 (14:30開場)
場 所 _ 本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order

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