2016年9月6日(火)

「建築のデザインと本のデザイン」坂本一成 × 服部一成 × qp × 長島明夫(司会)『建築家・坂本一成の世界』刊行記念トークイベント

logo_abc100坂本一成さんの50年におよぶ建築の仕事をまとめた作品集が、9月5日に発売されます。その刊行を記念して、坂本さんと3人の制作メンバー──長島明夫さん(編集・執筆)、服部一成さん(ブックデザイン)、qpさん(写真)が一堂に会します。

qpさんによる建築写真(作品集未掲載分含む)や服部さんによるページデザインなどもスクリーンに映しながら、坂本建築の魅力や今回の作品集の成り立ち、さらには建築のデザインと本のデザインの共通性まで、ざっくばらんにお話しいただきます。

坂本一成 さかもと・かずなり
建築家。1943年東京生まれ。
東京工業大学で篠原一男に学ぶ。長年にわたり大学で教鞭を執りながら、研究室を基盤に設計活動を展開。住宅を中心に時流に流されない確固たる仕事をなし、国内外で高い評価を得る。現在は建築設計事務所アトリエ・アンド・アイを主宰、東京工業大学名誉教授。1990年に「House F」で日本建築学会賞(作品)、1992年に「コモンシティ星田」で村野藤吾賞、2013年に『建築に内在する言葉』(TOTO出版)で日本建築学会著作賞をそれぞれ受賞。
http://a-a-i.co.jp/

服部一成 はっとり・かずなり
グラフィックデザイナー。1964年東京生まれ。
1988年東京芸術大学美術学部デザイン科卒業。ライトパブリシティを経て、2001年よりフリーランス。主な仕事に「キユーピー ハーフ」などの広告、雑誌『真夜中』『流行通信』『here and there』のアートディレクション、美術展ポスター・告知物のデザイン、ブックデザイン、ロゴタイプなど。作品集に『ggg BOOKS 95:服部一成』(DNPアートコミュニケーションズ)、『服部一成グラフィックス』(誠文堂新光社)。

qp
1979年兵庫生まれ。
イラストレーション・美術・写真・デザインなどの領域で活動。主な仕事に谷川俊太郎著『二十億光年の孤独』『62のソネット+36』(集英社文庫)の装画や、雑誌『真夜中』(リトルモア)11号の表紙、『窓の観察』(『建築と日常』別冊)への写真寄稿など。第23回ザ・チョイス年度賞大賞、第27回グラフィックアート『ひとつぼ展』グランプリ。
http://www.k5.dion.ne.jp/~yokogao/

長島明夫 ながしま・あきお
編集者。1979年神奈川生まれ。
出版社エクスナレッジを経て、2009年よりフリーランス。同年創刊の個人雑誌『建築と日常』で坂本一成に3度のロングインタヴューをするほか、坂本の論説集『建築に内在する言葉』(TOTO出版)の編集を担当。その他の編書に『ザ・藤森照信』(エクスナレッジ)、『映画空間400選』(結城秀勇共編、INAX出版)など。桑沢デザイン研究所・日本工業大学大学院非常勤講師。
http://kentikutonitijou.web.fc2.com/

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左より:坂本一成 服部一成 qp 長島明夫

 

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概要
日程:2016年9月6日 (火)
時間:19:00~20:30 開場18:30~
料金:1,080円(税込)
定員:110名様
会場:本店 大教室

お問合せ先
青山ブックセンター 本店
03-5485-5511 (10:00~22:00)

書籍情報
『建築家・坂本一成の世界』
坂本一成の仕事を網羅した決定版作品集。写真や図面などの豊富なヴィジュアル要素(600点以上)に加え、個々の建築に寄り添う細密な解説(約38000字)、そして様々な時代における坂本自身の言葉や他者の批評(約28000字)を断片として散りばめることで、坂本建築の実像を浮かび上がらせる。坂本建築のキーワードをめぐる坂本との対話(約12000字)、未完の計画案を含む全作品歴(121作)も収録。
A4変型判 / 304P / 上製・函入り / カラー&モノクロ / 主要部分日英併記
LIXIL出版:http://www1.lixil.co.jp/publish/

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