国際ガールズ・デー記念&『WOMEN EMPOWERMENT 100』出版記念トークイベント
私たちが世界の女性を支援する理由~国際協力の現場から~
■イベント紹介
10月11日は「国際ガールズ・デー」。
途上国の女の子たちが”女の子であるがために”受けている性差別や暴力などの問題を啓発し、国際的な問題解決を促すために国連が制定した国際デーです。
いま、問題の啓発だけでなく、女性と女の子の可能性を広げることで社会をよりよくしようとする「エンパワーメント」に注目が高まっています。
2014年には、パキスタンのマララ・ユスフザイさんがノーベル平和賞受賞し、女子教育に大きな関心が高まりました。また、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」にも「女性のエンパワーメント」という言葉が盛り込まれ、先進国・途上国にかかわらず機運が高まっています。今年8月に発売された『WOMEN EMPOWERMENT 100――世界の女性をエンパワーする100の方法』(ベッツィ・トイチュ著、松本裕訳、英治出版)には、途上国の女性をエンパワーする具体的な100の取り組みが紹介されています。それだけでなく、日本語版特別コンテンツとして、日本の国際協力NGOスタッフの方々の座談会が収録されています。今回は、来る国際ガールズ・デーを記念して、特別コンテンツで紹介されたNGO3団体のスタッフをお呼びしてイベントを実施します。カジュアルな雰囲気で、参加者との交流を楽しめるようなトークセッションにしたいと考えています。皆様のご参加お待ちしております!
【イベント実施概要】
日時:2016年10月2日(日)
時間:開場13:30 開演14:00 終了16:00
参加費:無料
参加方法:イベントは観覧フリーでご参加いただけます。
※ご希望の方には、6Fレジカウンターにて優先入場券をお渡ししております。
(配布は10月2日13:30まで。なくなり次第終了となります。)
※当日は、優先入場券をお持ちの方優先でのご入場、自由席となります。
※参加者多数の場合には、席が準備出来ない場合もあります。予めご了承下さい。
会場:HMV&BOOKS TOKYO 6F イベントスペース
東京都渋谷区神南1-21-3 渋谷モディ
tel: 03-5784-3270
http://goo.gl/0CKDoR
【トークトピック】
・どこの国で、どんな活動を行っているの?
・なぜ、女の子や女性の支援が大切なの?
・国際協力の仕事をするのに必要なキャリアとは?
共催:HMV&BOOKS TOKYO 英治出版
後援:国際ガールズ・デー推進ネットワーク
城谷 尚子(しろや・なおこ)
公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン(リンク:https://www.plan-international.jp/)
コミュニケーション部 国内プログラムチームYouth-ACT チームリーダー、アドボカシーオフィサー2008年入局。国内プログラムチームリーダーとして、日本の市民社会への情報発信、日本政府への政策提言を行う。現在は、Because I am a Girlキャンペーンを通じて、途上国の女の子のたちの権利を訴える。また、他団体と協働し、世界中の子どもへの教育普及を訴える「世界一大きな授業」の事務局も担当している。教育協力NGOネットワーク(JNNE)副代表、広島大学客員研究員。
小野美智代(おの・みちよ)
公益財団法人ジョイセフ(リンク:http://www.joicfp.or.jp)
市民社会連携グループ長
立教大学に在職中、ジェンダー啓発・研究機関の設立や行政の男女共同参画条例づくりに携わる。03年よりジョイセフ勤務。広報・ブランディングを担当。途上国の女性支援を喚起するために、ファッション誌などのメディアとタイアップしたイベントや、電通ギャルラボと共同でチャリティーアイテムを開発し、若い女性や母親層に共感される女性支援企画を手掛ける。現在は、日本も途上国もすべての女性が共に健康でエンパワーメントできる世界を目指す「ILADY.」キャンペーンを展開している。静岡県出身、在住。8才と2才の娘と同い年の夫の4人家族。
武田勝彦(たけだ・かつひこ)
公益財団法人ケア・インターナショナル ジャパン(リンク:http://www.careintjp.org/)事務局長
1965年鎌倉に生まれる。1970年代後半、父親がベトナム難民の世話をしたことが転機となり、国際支援の道を目指すようになる。1989年に明治大学政治経済学部部(経済学科)を卒業。英系銀行での勤務経験の後、1994年に英国ランカスター大学大学院政治・国際関係論修士を取得。独系銀行での勤務経験の後、日本の大手NGO、難民を助ける会に転職し、旧ユーゴスラビアの各事務所所長、駐在地域代表、本部のシニア・コーディネーター(海外事業部長、兼財務部長)を歴任。2004年に世界最大のNGO、ワールド・ビジョン・インターナショナルに転職し、スリランカ、ヨルダン、タンザニアでプロジェクト・マネージャーを歴任。2007年1月より財団法人ケア・インターナショナル ジャパンに転職。事業部長補佐、事業部長を歴任し、2010年1月に事務局長に就任。
聞き手:下田理(しもだ・おさむ)
英治出版(リンク:http://www.eijipress.co.jp/)
プロデューサー、『WOMEN EMPOWERMENT 100』担当