2016年10月14日(金)

南伸坊 × 林 丈二 明治の新聞挿絵を”路上な目線”で観察する『文明開化がやって来た――チョビ助とめぐる明治新聞挿絵』(柏書房)刊行記念トーク

logo_title100『文明開化がやって来た――チョビ助とめぐる明治新聞挿絵』の刊行を記念し、ゲストに南伸坊さんをお迎えして、トークイベントを行います。司会は銀河ライターの河尻亨一さんです。

『マンホールのふた』の著者である林丈二さんは、路上観察家であると同時に明治文化研究家でもあります。明治時代の新聞を読み始めて35年という林さんの新聞を見る視点は、路上観察の視点と重なります。文明開化のふたを開いてみると、どんなことが見えてくるのでしょう。

南さんと林さんの愉快なお話をうかがいながら、秋の一夜、明治時代にタイムスリップしてみませんか。

林丈二(はやし・じょうじ)
著述家。イラストレーター。明治文化研究家。路上観察家。
1947年東京生まれ。武蔵野美術大学卒業。小学生時代からすでに調査マニアの片鱗を見せるが、大学生のときにマンホールの蓋に注目、以来、日本をはじめ世界中のそれを観察し、『マンホールのふた(日本篇)』『マンホールの蓋(ヨーロッパ篇)』にまとめる。「路上観察学会」発足時には、発起人の一人として参加。近年は、若手建築家や建築を学ぶ学生を中心に結成された「文京建築家ユース」とのコラボによる町歩きや展示なども行っている。主な著書に『イタリア歩けば』『型録・ちょっと昔の生活雑貨』『明治がらくた博覧会』『東京を騒がせた動物たち』などがある。

南伸坊(みなみ・しんぼう)
イラストレーター、装丁デザイナー、エッセイスト。
1947年東京生まれ。東京都立工芸高等学校デザイン科卒業。美学校に入学。72年青林堂入社。漫画雑誌「ガロ」の編集長を7年間務める。1980年からフリーのイラストレーター、エッセイストとして活動を開始。路上観察学会の結成に参画するなど、旺盛な好奇心を持つ。著書に『のんき図画』『装丁/南伸坊』『本人の人々』『笑う茶碗』『ねこはい』『本人遺産』のほか、『丁先生、漢方って、おもしろいです。』(丁宗鐵との共著)、『老人の壁』(養老孟司との共著)など多数。亜紀書房のウェブマガジン「あき地」で、「私のイラストレーション史」を連載中。http://www.akishobo.com/akichi/minami/v1

司会  河尻亨一(かわじり・こういち)
銀河ライター/東北芸工大客員教授

1974年生まれ、大阪市出身。雑誌「広告批評」在籍中から、広告を中心に多様なカルチャー領域とメディア、社会事象を横断するさまざまな特集を手がけ、多くのクリエイター、企業のキーパーソンにインタビューを行う。現在は実験型の編集レーベル「銀河ライター」を主宰し、取材・執筆からイベントのファシリテーション、企業コンテンツの企画制作など、「編集」「ジャーナリズム」「広告」の垣根を越えた活動を行っている。伝説のデザイナー石岡瑛子の評伝「TIMELESS――石岡瑛子とその時代」をウェブ連載中。http://eiko-timeless.com/

開催日:2016年10月14日(金)
時 間:19時30分スタート/21時30分終了予定  *イベント当日、お店は18時にてクローズ致します
会 場:Title 1階特設スペース
参加費:500円+1ドリンク500円
定 員:25名

お申し込み
手順1:メールの件名にイベント名、メール本文にお名前(氏名)/電話番号/枚数(1人2枚まで)を明記して、以下のアドレスに送信ください。

title@title-books.com

手順2:「予約完了」の返信をいたします。(メールの受信設定にご注意ください)。

手順3:参加費は当日会場受付でのお支払いとなります。

お申し込み・ご予約は定員に達し次第締め切らせていただきます

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