「絵本は、生きた冒険であり、楽しくて面白くうつくしいものである」という信念のもと、戦後『児童百科事典』の編集をはじめ、『三びきのやぎのがらがらどん』『ナルニア国物語』『指輪物語』など質の高い欧米の絵本や児童文学の翻訳、子どもの本の評論や研究に生涯を捧げられた瀬田貞二さん。その生誕100年を記念して、子ども時代に瀬田さんに会う機会を持たれた、現在徳間書店児童書局長 上村令さんと、瀬田文庫に通っていらした、お茶の水女子大学教授 戸谷陽子さんをお迎えし、聞き手には、瀬田貞二研究者で盛岡大学非常勤講師 町田りんさんをお願いして、瀬田貞二さんのお人柄や、瀬田貞二さんの独特な言葉の「マジックとミュージック」の魅力などを存分に語っていただきます。
喜びに満ちたお仕事に心から感謝しつつ、作品に出合えた深い幸せをかみしめながら、この宝物を次世代に受け継いでいきたいと考えております。
瀬田さんは読書について、「幼い日に受けた強い印象は、ひとの形成に大きく作用していくもの」と語っていらっしゃいます。瀬田さんに子ども時代に出会われた貴重なお話をどうぞご期待ください！！
【参加条件（参加費）】
イベント参加チケット（￥1,500／税込み）をご購入いただいたお客様
【お申込み方法】
以下の方法でお申込みいただけます。
①代官山 蔦屋書店 店頭（1号館2階レジ）
②オンラインストア
③お電話 03-3770-2525 キッズフロア
【対象商品】
イベント参加チケット（￥1,500／税込み）
【ご注意事項】
＊参加券1枚でお一人様にご参加いただけます。
＊イベント会場はイベント開始の15分前から入場可能です。
＊参加券の再発行・キャンセル・払い戻しはお受けできませんのでご了承くださいませ。
＊止むを得ずイベントが中止・内容変更になる場合があります。
＊オンラインストアでのご予約・ご購入は11月24日終日中までとさせていただきます。ただし定員に達し次第、受付を終了させていただきます。
【プロフィール】
上村 令（うえむられい）
母が平凡社の児童百科編集部で瀬田貞二氏の部下だったことから、子どものころ時折お目にかかる機会を得る。早大在学中は児童文学研究会に所属、戸谷陽子、荻原規子、いとうひろし等と知り合う。㈱福武書店（現・ベネッセ）に入社後、３年目から児童書編集の仕事につき、児童文学シリーズ「ベストチョイス」の創刊を担当。1993年㈱徳間書店に入社、94年から絵本・児童文学の出版に携わる。現在児童書局局長。
戸谷陽子（とたにようこ）
小学校1年生から大学入学時まで瀬田文庫に通う。日本女子大学入学後、文庫でリクルートされ、大学院まで約6年間上北沢土屋文庫の本のおねえさんを務める。その間東京子ども図書館お話の講習を受講し修了。学生時代は早大児童文学研究会に所属、そこで上村令、荻原規子と知り合い、今に至る仲良し3人組となる。現在お茶の水女子大学教授。児童書の翻訳に『ねずみにそだてられたこねこ』（2001年、徳間書店）ほか。
町田りん（まちだりん）
岩手県盛岡市生まれ。父の方針で野山を駆け回って遊び、文学好きの母のおかげで沢山の絵本に親しみながら育った。上智大学卒論でビアトリクス・ポターの絵本表現を学び、同じころルソー『エミール』、L・H・スミス『児童文学論』に深く共感。公共図書館児童室司書を経て2000年から盛岡大学で児童図書館サービス論を担当。2014年より実践学園中学・高等学校図書館司書を兼ねている。
会期：2016年11月25日(金)
時間：19:00～～21:00
定員：70名
場所：蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース
主催：代官山 蔦屋書店
問い合わせ先
03-3770-2525
オンラインストアでの受付は2016/11/23(水)午前9時の受注分までとさせていただきます。
