“不惑”をむかえた探検家――。前作『探検家、36歳の憂鬱』から4年、その間伴侶を得て、子供にも恵まれた。それでも探検家は旅を続ける。日常と非日常の狭間で描かれる珠玉のエッセイは、時に北極へ飛び、時に青春時代へと遡っては、角幡唯介だけに起こった特別な体験が綴られる。
今夏、『旅人の表現術』(集英社)、『漂流』(新潮社)と上梓が続いた角幡氏。本書の発売日に行われるトークショーでは、半年間にもおよぶ北極探検の出発直前ということもあり、北極話も大いに語ってくれる予定。
日時:2016年10月21日 (金) 19:00~(開場:18:30) ※20:40 終了予定
会場:本店 8F ギャラリー
募集人員:80名(お申し込み先着順) ※定員になり次第、締め切らせていただきます。
申込方法
1階カウンターにてご参加のお申込みを承ります。
当店で対象書籍『探検家、40歳の事情』(本体価格1250円)をご購入いただいた際、参加希望の方へ整理券をお渡しいたします。(参加整理券1枚につき、お1人のご入場とさせていただきます)
お電話によるお申込みも承ります。(電話番号:03-3281-8201)
※対象書籍のご購入はイベント当日でも構いません。
主催:八重洲ブックセンター
協力:文藝春秋
角幡唯介(かくはた・ゆうすけ)
探検家、ノンフィクション作家。1976年、北海道芦別市生まれ。早大政経卒、同大探検部OB。2002年~03年チベットのヤル・ツアンポー峡谷を単独探検。03年、朝日新聞に入社、08年退社後、ネパール雪男捜索隊に参加。09年、再び単独でツアンポーを探検、それをまとめた『空白の5マイル』で開高健ノンフィクション賞、大宅壮一ノンフィクション賞ほか受賞。『雪男は向こうからやって来た』で新田次郎文学賞、『アグルーカの行方』が講談社ノンフィクション賞と高い評価を受ける。現在、4年がかりで極夜の北極を旅している。