2016年12月8日(木)

矢野利裕 × 三浦直之 「自由と解放ーーSMAP的身体と演劇的身体を考える」 『SMAPは終わらない 国民的グループが乗り越える「社会のしがらみ」』(垣内出版)刊行記念

logo_bb1008月9日、批評家の矢野利裕さんが『SMAPは終わらない 国民的グループが乗り越える「社会のしがらみ」』が発売されました。残念ながらその数日後に年内解散と発表されましたが、ここでもう一度、私たちがテレビなどで当たり前のように見ていた、彼らの持つ”SMAP的な”身体性について考えてみたいと思います。アイドルという枠組みでは縛れない彼らの放つ自由と解放の気分に、ファンならずとも魅了されていた人は多いのではないでしょうか。

トークのお相手は、Twitterでいち早く本について触れ「SMAP的身体で演劇つくるしかない。」とまでつぶやいていた、演劇集団、ロロの主宰・脚本・演出を兼ねる三浦直之さん。演劇という、高い身体性が必要な場所にいる三浦さんは、これまでの、そしてあのときのSMAPの姿や表情をどのように捉えていたのでしょうか。

〈SMAP的身体〉は強い。
〈SMAP的身体〉はつねに/すでに、社会のしがらみからするりと逃れ、
自由と解放の気分をともなった鮮烈な輝きを発している。
ーーーーー(第一章 SMAP的身体論より)

【出演者プロフィール】
矢野利裕
1983年生まれ。批評家、ライター、DJ。著書に『SMAPは終わらない』(垣内出版)、共著に大谷能生・速水健朗・矢野利裕『ジャニ研!』(原書房)、宇佐美毅・千田洋幸編『村上春樹と二十一世紀』(おうふう)などがある。

三浦直之
1987年10月29日生まれ 宮城県出身。2009年「家族のこと、その他たくさんのこと」で王子小劇場「筆に覚えあり」に史上初入選。 同年、主宰としてロロを立ち上げ、以降全作品の脚本・演出を担当。2013年、脚本・監督作品 映画「ダンスナンバー 時をかける少女」を発表。

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時 間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場 所 _ 本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order

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