2016年12月5日(月)

山下澄人 × 朝吹真理子 「「しんせかい」からの呼び声」 『しんせかい』(新潮社)刊行記念

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2011年の小説家デビュー以来、旺盛な執筆活動を続けている山下澄人さん。

登場人物たちの交じり合う視点や、出来事の時系列をシャッフルしたかのような独自の描写を持ち味としてきましたが、最新作『しんせかい』では、あえてこれらの特徴を封印。

表現者としての自らのルーツである富良野塾での経験を見つめ直し、時には思い出せないことの痛みにも直面しながら、青年期の記憶を中篇小説へと昇華しました。

対談相手としてお招きするのは、山下さんと普段から親交があり、本作を高く評価してくださっている朝吹真理子さん。
現実とフィクションに境目はあるのか、作品を書き終えることはいかにして可能なのか、そして小説から立ち上がる「声」との向き合い方などを巡って、お二人にじっくり語り合っていただきます。

この貴重な機会をお見逃しなく!

山下澄人
1966年、兵庫県生まれ。富良野塾二期生。1996年より劇団FICTIONを主宰、作・演出・出演を兼ねる。2012年『緑のさる』で第34回野間文芸新人賞を受賞。他の著書に『ギッちょん』『砂漠ダンス』『コルバトントリ』『ルンタ』『鳥の会議』『壁抜けの谷』がある。

朝吹真理子
1984年、東京生れ。2009年、「流跡」でデビュー。2010年、同作でドゥマゴ文学賞を最年少受賞。2011年、「きことわ」で芥川賞を受賞した。現在、「新潮」で「TIMELESS」を連載中。

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時 間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場 所 _ 本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order

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