天狼院書店店主の三浦でございます。
少し前、ジョニー・デップ主演、モーガン・フリーマン出演の映画「トランセンデンス」を観たのですが、この内容に衝撃を受けました。
人工知能に関しては様々な映画や小説で題材として取り上げられておりますが、映画「トランセンデンス」では、更なる可能性が示されました。
ジョニー・デップが演じる主人公の天才科学者は、テロに遭って命を落とします。けれども、死ぬ直前にその脳をスーパーコンピュータに移してしまう。
そう聞くと、おそらくとんでも科学系かと思えるやもしれませんが、この映画を観ると、確かにそういうことが少なくとも近い未来には可能になるのではないかと思えてくる。
この映画が凄いのは、人工知能の可能性をこれでもかというくらいに描いていることです。しかも、それがポジティブな面が多い。
クリーンエネルギーや高度再生医療。
誰もがあればいいのにと考えるものが、人工知能によって実現されていく世界。
トランセンデンスとは「超越」という意味です。
あるいは、人工知能によって、人類は次の「トランセンデンス」を体験するのかも知れません。
今回、天狼院では、なんと日本の人工知能界の最前線で活躍されている東京大学准教授松尾豊先生をお招きして、人工知能の未来と可能性について、とことん語って頂きます。
本当に映画「トランセンデンス」描かれた世界は実現可能なのか?
人工知能はどんなことができるのか?
日本の人工知能研究はどこまで進んでいるのか?
また、学問的な面だけでなく、実際にその人工知能はどう活かされるべきなのかをビジネスの観点から、ビジネス戦略家の塩野誠さんに語っていただこうと思います。
お二人が共著で書かれて発売を控えている『東大准教授に教わる「人工知能って、そんなことまでできるんですか?」』をテキストに、人工知能について、お二人に語っていただこうと思います。
僕としても非常に楽しみな会です。
乞うご期待でございます。
【概要】
日時:10月14日(火)
19:30〜21:00(19:00受付開始)
定員:30名様
参加費:2,000円+1ドリンク
*テキストとして『東大准教授に教わる「人工知能って、そんなことまでできるんですか?」』をご購入ください。すでにご購入の方は必ずお持ちください。
場所:天狼院書店「東京天狼院」
【プロフィール】
松尾 豊(まつお・ゆたか)
東京大学大学院工学系研究科総合研究機構/知の構造化センター/技術経営戦略学専攻 准教授。人工知能学会編集委員長、第1回ウェブ学会シンポジウム代表を歴任。専門は、Webマイニング、人工知能、ビッグデータ分析。
塩野 誠(しおの・まこと)
株式会社経営共創基盤(IGPI)パートナー・マネージングディレクター。IGPIシンガポールCEO。
ゴールドマン・サックス証券、ベイン&カンパニー、起業、ライブドア等を経て、現職。主に通信、メディア、テクノロジー、エンターテインメント領域の企業や政府に対して戦略のアドバイスを行ない、政府系実証事業採択審査委員も務める。