2014/10/29(水)
大島渚、新宿カルチャー、YMO、岡崎京子――。
戦後から現在へと到るニッポンのサブカルチャーの変遷を辿った、前代未聞の歴史番組、NHK Eテレ「ニッポン戦後サブカルチャー史」(8月1日~10月3日/全10回)。各回の放送のたびに大きな反響を集めた番組から一冊の本が生まれました。その刊行を記念して、宮沢章夫さんによるトークイベントを開催します。番組や書籍をふまえつつ、宮沢さんが「セゾン文化と80年代」を、またべつの視点から語ります。
宮沢さんはいいます。
「新しく生まれてくる文化には『毒』がある。それは批評であり、権力への懐疑であり、何よりも新しい表現のことだ」、と。「反復と変奏の時代」に宮沢章夫さんが贈る、画期的サブカルチャー論。どうぞお楽しみに!
トークイベント参加ご希望の方はリブロ池袋本店書籍館地下1階リファレンスカウンタにて参加チケットをお求め下さい。
日時:10月29日(水)午後7時~
会場:西武池袋本店別館8階池袋コミュニティ・カレッジ コミカレホール
参加チケット:1,000円(税込)
チケット販売場所:西武池袋本店書籍館地下1階リブロリファレンスカウンター
お問合せ:リブロ池袋本店 03-5949-2910
【プロフィール】
宮沢章夫(みやざわ・あきお)
劇作家・演出家・作家。1956年12月9日生まれ。80年代半ばに竹中直人、いとうせいこうらとともに、「ラジカル・ガジベリビンバ・システム」を開始。その作・演出をすべて手がける。90年、作品ごとに俳優を集めて上演するスタイルの劇団「遊園地再生事業団」の活動を開始し、『ヒネミ』(92年)で、第37回岸田國士戯曲賞受賞。2005~2013年まで、早稲田大学文学学術院文化構想学部教授も務める。主な著書に『サーチエンジン・システムクラッシュ』(文藝春秋)、『ボブ・ディラン・グレーテスト・ヒット第三集』(新潮社)、『時間のかかる読書─横光利一『機械』を巡る素晴らしきぐずぐず』(河出書房新社、2010年伊藤整賞受賞)、『東京大学「80年代地下文化論」講義』(白夜ライブラリー)などがある。
2014年10月29日(水)