渋谷『なぎ食堂』店主・小田晶房さんの新刊『渋谷のすみっこでベジ食堂』が、12月14日駒草出版から発売されました。
同書は、小田さんがフリーターを経て、「なりゆきで」編集者となり、2007年渋谷でベジタリアン食堂『なぎ食堂』をオープン。紆余曲折を経ながら、今に至る顛末を記した一冊です。
・なぜ店を作ることにしたのか
・店を続ける秘訣は?
・店舗経営、こんな人は向いてる/向いてない
・好きなことを仕事にするには?
など、実体験に基づいた貴重な示唆に満ちています。
そこで、今回は同書の刊行を記念して、著者の小田晶房さんをお招きしてトークイベントを開催します。ゲストは、『なぎ食堂』のオープン当初から、その一角でZINEを販売する野中モモさん。
お二人の接点から、小田さんの近くでその苦労をつぶさに見ていた朋友・野中さんだからこそ語れるエピソードなどをたっぷりとお話いただく予定です。
お店を始めたい人、生き方に迷っている人、自分の行く末に不安を持っている方にオススメです。
ビール片手に、お二人の話に耳を傾けてはいかがでしょうか?
【出演者プロフィール】
小田晶房(おだ・あきのぶ)
1967年京都府生まれ。音楽誌の編集者を経てフリーのライター/編集者に。その後、福田教雄氏(Sweet Dreams)とのインディーマガジン『map』の発行、二階堂和美やトクマルシューゴを輩出したレーベルcompare notesの運営・海外アーティストの招聘業務などを行う。2007年12月、渋谷の鴬谷町に、素材に肉や魚を用いないベジタリアン食を提供する『なぎ食堂』をオープン。2016年には武蔵小山に二店舗目を開店。著書に『なぎ食堂のベジタブル・レシピ』『野菜角打 なぎ食堂のベジおつまみ』(ともにぴあ)がある。
野中モモ(のなか・もも)
翻訳家、ライター。1973年東京生まれ。訳書にダナ・ボイド『つながりっぱなしの日常を生きる ソーシャルメディアが若者にもたらしたもの』(草思社)、アリスン・ピープマイヤー『ガール・ジン「フェミニズムする」少女たちの参加型メディア』(太田 出版)、サイモン・レイノルズ『ポストパンク・ジェネレーション 1978―1984』(シンコーミュージック・エンタテイメント 共訳)など。著書『デヴィッド・ボウイー変幻するカルト・スター』(筑摩書房)が2017年1月5日に発売される。
時 間 _ 15:00~17:00 (14:30開場)
場 所 _ 本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order