『榛地和装本展 -編集者 藤田三男の装本-』
三島由紀夫『サド侯爵夫人』から『コレクション・モダン都市文化(全百冊)』へ
1961年、河出書房新社へ入社、2010年、ゆまに書房退社まで、藤田三男氏は約50年にわたり文藝書編集に携わってきた。
藤田氏にはもう一つの顔がある。
装本家・榛地和としての多くの仕事である。
1965年、三島由紀夫『サド侯爵夫人』から、2014年6月完結の「コレクション・モダン都市文化」(全100冊)まで、50年にわたり多くの装本を手掛けた。その内より約100点を選び展示する装本展である。
作家、装幀家、編集者が一体となって制作した手づくりの本を一堂に集め、いま電子書籍の時代に向けて、「本とはなんとうつくしいものか」という問いかけを、改めて書籍文化の一つの在り処として示す試みである。 (『榛地和装本展 -編集者 藤田三男の装本-』 開催概要より)
こちらの装本展に合わせ、初日の10月24日、榛地和(藤田三男)さんによる、講演会を開催致します。