【ジュンク堂 池袋本店】
【9F芸術】カウンター前
「早春スケッチブック」「想い出づくり」「男たちの旅路」など、日本テレビドラマ界に数々の金字塔をうちたててきた脚本家、山田太一さん。
煩悶しながら誠実であろうとする市井の人々を、丁寧に、高い倫理観と心に染み入るアフォリズムで描いてきた山田太一さんのドラマは、戦後日本社会を揺らぎながら生きる人々を、お茶の間から常に鼓舞してきました。そんな山田さんの、現在では入手困難になってしまった名作シナリオが、2016年12月から里山社より「山田太一セレクション」として、マッチアンドカンパニーの爽やかな装丁のペーパーバックで復刊刊行が開始しました。
今回は、「生き方に迷ったときの20冊」と題して、いまを生きるわれわれへ、山田太一さんに大切なご本20冊を選んでいただきました。大変な読書家である山田さんの本棚から厳選された20冊を、山田さんのコメントを、まじえながらご用意いたします。