書体、製本、活版、校閲、製紙、装幀、翻訳出版から児童書執筆まで。
なかなか目にすることのない、本の周辺の仕事を丁寧にレポートした『「本をつくる」という仕事』。
私たちが本を読むまでに行われる、本の良さを引き立てる様々な仕事から、本づくりの魅力に触れることができる一冊です。
今回はその刊行を記念して、著者の稲泉連さん、本書にも登場するFIRST UNIVERSAL PRESSの溪山丈介さん。そして、担当編集者であるの筑摩書房の橋本陽介さんをお迎えして、実際に本ができるまでのやり取りや、活版の仕事について語っていただきます。
今までよりも、もっと本が愛おしくなる。
普段はあまり垣間見ることのない、本の周辺に迫る2時間です。
稲泉連
1979年、東京生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。2005年に『ぼくもいくさに征くのだけれど 竹内浩三の詩と死』(中公文庫)で大宅賞を受賞。主な著書に『仕事漂流 就職氷河期世代の「働き方」』(文春文庫)、『命をつなげ 東日本大震災、大動脈復旧への戦い』(新潮文庫)、『復興の書店』(小学館文庫)、『豊田章男が愛したテストドライバー』(小学館)などがある。
溪山 丈介(FUP|ファーストユニバーサルプレス)
2012年、書籍専門の活版印刷所「内外文字印刷」の解散に伴い独立。
その後、浅草にFUP|ファーストユニバーサルプレスを設立。活版での本文組版、印刷を引き継ぐ。
http://www.fupress.jp
時 間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場 所 _ 本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order