鉄道が世界中で急成長している一方、日本では満員電車がいまだに残り、JR北海道は多数の路線を維持できないと発表しました。歴史を省みると、明治維新でも高度経済長でも、鉄道は日本の発展の礎を担いました。高齢化、環境問題その他、自動車社会の限界が見える中、鉄道の有用性に着目してきた宇都宮さんと阿部さんが、大都市鉄道・都市間鉄道・地方鉄道をどうしたら盛り立てられるかを、クールに熱く語り合います。
※講演会終了後、サイン会を実施いたします。
(お持ち込みの本・色紙・グッズ等へのサインはできません)
日時:2017年4月22日 (土) 18時20分~(開場:17時50分)
会場:本店 8F ギャラリー
募集人員:80名(申し込み先着順) ※定員になり次第、締め切らせていただきます。
申込方法
1階カウンターにてお申し込みください。参加整理券を差し上げます。
また、お電話によるお申し込みも承ります。 (電話番号:03-3281-8201)
参加整理券1枚につき、お1人のご入場とさせていただきます。
主催:八重洲ブックセンター
協賛:新潮社・戎光祥出版
宇都宮浄人(うつのみや・きよひと)
関西大学 経済学部 教授
1960年、兵庫県生まれ。京都大学 経済学部 卒業。日本銀行にて主として調査統計・研究に従事した後、2011年より現職。2017年より1年間、ウィーン工科大学客員教授として赴任。2003年の『路面電車ルネッサンス』で注目され、『地域再生の戦略 「交通まちづくり」というアプローチ』『フランスの地方都市にはなぜシャッター通りがないのか 交通・商業・都市政策を読み解く』『LRT-次世代路面電車とまちづくり』『世界のLRT』など著書多数。
阿部等(あべ・ひとし)
(株)ライトレール 社長
1961年、東京都生まれ。東京大学 工学部 都市工学科 修士終了。JR東日本にて鉄道の実務と研究開発に17年間従事。2005年に(株)ライトレールを創業し、交通計画のコンサルティングに従事。鉄道の活性化策を多々提言し、各種メディアにしばしば寄稿・コメント。小池都知事の公約「満員電車ゼロ」は2008年出版の『満員電車がなくなる日』が元ネタ。「中速鉄道」による山形新幹線庄内延伸(庄内-東京2時間半)の提唱が話題を呼ぶ。