2016年秋に公開された、西川監督の長編第5作『永い言い訳』。原作となる小説と映画の脚本の執筆、オーディションや撮影、編集などさまざまな工程を経て公開されるまでの約五年の日々の思いを綴るエッセイ集『映画にまつわるXについて2』。
刊行を記念して、西川監督をお招きし、映画『永い言い訳』に賭した約五年の日々について、小説や脚本、その他執筆活動を中心に、ぞんぶんにお話頂きます。
トーク終了後、サイン会を予定しております。
西川美和 にしかわ・みわ
1974年広島県生まれ。2002年『蛇イチゴ』で脚本・監督デビュー。以降、『ゆれる』(06)、『ディア・ドクター』(09)、『夢売るふたり』(12)などの長編映画はいずれも本人による原案からのオリジナル作品である。小説では『ゆれる』、『きのうの神様』、『その日東京駅五時二十五分発』、『永い言い訳』(山本周五郎賞候補・直木三十五賞候補)がある。2016年『永い言い訳』を映画化し、第四一回トロント国際映画祭スペシャル・プレゼンテーション部門正式出品、第七一回毎日映画コンクール監督賞などを受賞。
概要
日程:2017年5月30日 (火)
時間:19:00~20:30 開場 18:30
料金:1,350円(税込)
定員:110名様
会場:本店 大教室
お問合せ先
青山ブックセンター 本店
電話:03-5485-5511
受付時間:10:00~22:00
書籍情報
『映画にまつわるXについて2』
2011年に浮かんだひとつの思いが、西川監督の長編第5作『永い言い訳』に結実し、16年秋に公開された。本書は、原作となる小説と映画の脚本の執筆、オーディションや撮影、編集などさまざまな工程を経て公開されるまでの約五年の日々の思いを綴るエッセイ集。
スタッフや俳優たちとの人間関係、是枝裕和監督との新事務所設立などにまつわるエピソード。撮影期間中に「開始二時間でネジがぶっ飛ぶ五歳児」、「獣のような七十五歳のカメラマン」、「自意識のマトリョーシカ人形」のような主演俳優などに囲まれながら苦闘した日々。
西川監督が一つひとつの出来事をどう感じ、どう向き合い作品を完成させたのか。ここでしか読めないエピソードばかり。
新聞や雑誌に掲載された、小説や書評・映画評、学生時代の思い出や食についてのエッセイなども併録した人気エッセイシリーズ第2弾!