2014年11月12日(水)

【11/12】塁計1000万部超!未来を創るスペシャル著者&編集者が「100万部の秘訣」を語り尽くす!! ~「READING LIFE創刊LIVE 書店と出版の未来を「超」前向きに考えるシンポジウム~【天狼院】

天狼院書店のPR集客担当の後藤麻由加です。
「この講演会の売りは一言で言ったら何??」
日経BP社の柳瀬博一さんにこう問われた時、
私は言葉に詰まった。
柳瀬さんの持つ独特の落ち着いた雰囲気に
自分が小さい人間に思えてどきどきしながら、
「……えと、この講演会は、出版業界を超前向きに考えるシンポジウムで、、、
このご時世では出版業界って必ず暗い話題になりますよね。
この講演会では、後ろ向きな発言をしたら退場させられるという面白いルールがあって、そういう特徴が魅力かなと……」
三浦さんに聞いた講演会の特徴をだらだら並べて長々説明をした。
内心、「一言で」売りって何だろう!と戸惑った。
集客の戦略で、効率よくこの講演会に来てくれる人たちに多く伝える方法を考えていた。だけど、肝心な「売り」が整理できていなかった。
三浦さん助けて!って思いながら目を泳がせた。
不器用な宣伝をする私に、柳瀬さんは静かに語りかけた。
「一言だよ、一言」
一言ですか…。「超前向き」ですかね…。
「さっきの、前向きってすごく抽象的だよね。
皆が聞いてすぐ理解できるものにしないと。もっと具体的にしてみて」
-グタイテキ・・・(頭はほぼフリーズ状態)
「たとえば、スーパーのチラシってあるでしょ、あれも宣伝だよね。
今日は500円の○○が100円!って。
とても分かりやすいよね。誰が見ても理解できる。」
同じように考えてみて。」
数字か…。
-例えばですが、講演を聞けば読者数を100人から100万人にでいる、とか?
「まあそうだね。じゃあこの講演会を見に来る人、見てほしい人
ってどんな人?」
-出版業界人とかが主で、あとは出版業界を志す学生とか・・・。
「そうそう。」
-あ、じゃあ出版業界の年収が500万から1000万に!とか?たとえば。
「もっともっと誰でもピンとくる言葉がある。」
-う-ん…
「みんな合わせて1000万部越え。」
―?!1000万!!
「結局誰が登壇することになったんだっけ。」
「一人目は、『女子大生会計士の事件簿』(シリーズ累計ミリオン達成)、『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』(ミリオン)のベストセラー著者、山田 真哉さん。
あと、『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』(ミリオン達成)、『嫌われる勇気』、『ゼロ』、『非属の才能』、等を担当したベストセラー編集者、柿内 芳文さん。
『人生がときめく片づけの魔法』(ミリオン達成)、『病気にならない生き方』(ミリオン達成)など数多くのベストセラー担当編集、高橋朋宏さん。
『海賊とよばれた男』(ミリオン達成)、『僕は君たちに武器を配りたい』、『君に友だちはいらない』『ザ・ラストバンカー』など数多くのベストセラー担当編集の加藤 晴之さん。
『医者に殺されない47の心得』(ミリオン達成!)、『長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい』(ミリオン達成!)、『お金が貯まるのは、どっち!?』など、数々のベストセラーを手がけるアスコム編集長の黒川 精一さん。
長谷部誠著『心を整える。』(ミリオン達成!)の編集者で雑誌『GOETHE』副編集長の二本柳陵介さん。
『マーフィーの法則』(単行本、200万部:ミリオン達成!)プロジェクトに参加し、『続・マーフィーの法則』(単行本、40万部)の一部内容執筆と編集を担当、その後、翻訳ファンタジー『ドラゴンランス』『ダークエルフ物語』シリーズ(単行本、累計40万部)を担当し、現在進行形でヒットを出しているKADOKAWAさんの工藤裕一さん。
そして、第一部は、
20代最強歴史小説家『蔦屋』著者の谷津矢車さん。
雑誌『致知』編集歴9年、現在致知出版社書籍編集部編集の小森俊司さん。
実業之日本社、第二編集本部長の岩野裕一さん」
「これだけの方々が登壇するなら、合計で軽く1000万部超えるよね。
今回の売りの一つはミリオンセラーの編著者が登壇する点で、そこを具体的にする」
―1000万部超え……ほんとだ!
しかもしかも、凄いインパクト!
「で、≪前向き≫を具体化して、≪不況でも100万部こえちゃう方法≫!とかね。」
―うわああああ。すごい具体的! 出版業界の方にとって何万部売るかというところが分かりやすいワードであって、大事な部分ですもんね!
「それで、就活生には、これを聞けば面接通る的なこというとか。
いつも相手の立場に立って考えてあげるといいんだよ!」
こうしてできたのが、このキャッチコピー。
「塁計1000万部超!未来を創るスペシャル著者&編集者が「100万部の秘訣」を語り尽くす!!」
どうすれば集客できるか、一瞬で考え着いてしまった柳瀬さん。
たった30分くらいの会話で、ここ2週間くらいの悩みが解消され、道が開けてきた気した。
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天狼院書店店主および雑誌『READING LIFE』編集長の三浦でございます。
天狼院書店が本気モードで創った雑誌『READING LIFE』が11月8日に創刊されます。
それに合わせて、創刊記念イベントを開催することに致しました。『READING LIFE』は、制作方法から販売戦略まで、今までの出版流通とはまるで違った方法を切り拓こうとして誕生した、まったく新しいかたちの雑誌です。僭越ながら、この雑誌が、小さないながらも出版界に新しい可能性を示すだろうと考えております。
第一部においては、なぜ「READING LIFE」が書店界・出版界における静かな革命になるのかを、雑誌の設計趣旨を交えながらお話し致します。また、雑誌READING LIFEを作る上で、参考となった人物や小説、雑誌について、その関係者に登壇いただき、トークセッション致します。
第二部においては、もはや社会現象といって差し支えない100万部を経験した著者、編集者の方だけを招いて、出版と書店の未来について「超」前向きにフリートークで語って頂きます。
この業界のトップクリエイターたちがとことん「超」前向きに考え、それが一堂に会して化学反応を起こすことによって、「超」前向きな未来が想い描かれるだろうと思います。
そして、近い将来、ここで想い描かれた未来が現実になるだろうと思います。
参加し、ぜひ、その証人になってください。
乞うご期待でございます。

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