2017年5月10日(水)

髙﨑紗弥香 × 管啓次郎 × 田中庸介「山で写真を撮る理由」『沈黙の海へ』(アダチプレス)刊行記念

logo_bb100「圧倒されました。疑いなく、最近手にした最高の写真集です。日本列島の本質ともいえる山地の、強烈な魅力に震える思いがしました」(管啓次郎さん)

髙﨑紗弥香さんは、1年の半分近くを山の中で過ごしながら撮影を続けている新鋭写真家です。

風景と感応する独自の作品によって近年注目を集め、昨年末にファースト写真集『沈黙の海へ』を刊行しました。新潟・親不知を起点に、日本アルプスを越え静岡・駿河湾に至る単独行で撮影された風景は、一度見ると忘れられない瑞々しいイメージに満ちています。

本書の刊行を記念し、数々の写真論でも知られる管啓次郎さん、本書のテキスト英訳を手掛けた詩人の田中庸介さんを迎えてトークイベントを開催します。

髙﨑さんは今年も5月末から晩秋まで山での滞在を控えており、自身の声で作品を語る貴重な機会となります。写真と言葉がクロスするスリリングな時間を共有しましょう!

【出演者プロフィール】
髙﨑紗弥香(たかさき・さやか)
1982年生まれ。KAWABA NEW-NATURE PHOTO AWARD 2013「アートとしてのネイチャーフォト賞」受賞。個展「木々の肖像」「沈黙の海へ」(GALLERY エクリュの森)、「SNOW SUITE」(六本木ヒルズクラブ)など。

管啓次郎(すが・けいじろう)
1958年生まれ。明治大学理工学部教授。著書に『コロンブスの犬』『本は読めないものだから心配するな』『斜線の旅』、詩集『Agend’Ars』4部作など。

田中庸介(たなか・ようすけ)
1969年生まれ。詩誌『妃』主宰。詩集『山が見える日に、』『スウィートな群青の夢』。アーティストとのコラボレーションなど、詩の領域を拡げる活動を展開。

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時 間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場 所 _ 本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order

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