上智大学在学中に作家デビューを果たし、その後、警察を舞台に作品を発表し続けている作家の今野敏さんは、警察小説の書き手として数々の賞を受賞しています。
そんな今野さんに、「警察を小説で描く」ということについて、同じく上智大学出身の浜田敬子さんがお話をお聞きします。
浜田さんは、現在『BUSINESS INSIDER JAPAN』統括編集長を務めていますが、その前は朝日新聞や雑誌『AERA』を通じて、警察をはじめ、組織で生きる官僚や役人たちの姿を取材してきました。
警察に取材し、それを伝えるということ……小説と報道でアウトプットこそ違いますが、そこにどのような共通点や違いがあるのでしょうか?
お二人ならではのトークをお楽しみに!
【出演者プロフィール】
今野敏(こんの・びん)
作家。1955年生まれ。上智大学在学中の1978年に「怪物が街にやってくる」で問題小説新人賞を受賞。1979年上智大学文学部文学部新聞学科卒業。レコード会社勤務を経て、執筆に専念する。2006(平成18)年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、2008年、『果断―隠蔽捜査2―』で山本周五郎賞と日本推理作家協会賞を受賞する。さまざまなタイプのエンターテインメントを手がけているが、警察小説の書き手としての評価も高い。主な著書に「隠蔽捜査」シリーズ、「東京湾臨海署安積班」シリーズ他、『同期』『欠落』『クローズアップ』『精鋭』など著書多数。
浜田敬子(はまだ・けいこ)
『BUSINESS INSIDER JAPAN』統括編集長。1966年生まれ。1989年、上智大学法学部国際関係法学科卒業、1989年朝日新聞社入社。14年4月から『AERA』編集長を務める。その後、17年に朝日新聞を退職し、4月より現職。
時 間 _ 14:00~14:45 (13:30開場)
場 所 _ 上智大学 1号館105号教室 東京都千代田区紀尾井町7-1
入場料 _ Free (0yen)