2014年12月4日(木)

吉荒夕記さん『美術館とナショナル・アイデンティティー』トークショー

MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店
開催日時:2014年12月04日(木)19:00 ~

ロンドン在住のミュージアムコーディネーター・吉荒夕記
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元動物園職員・並木美砂子

世界のミュージアムの社会的機能の変遷をたどり、グローバル社会における開かれた自己形成にミュージアムがどんな可能性を秘めているのかを探ります。
また展示物や動物などとどのように“ダイアローグ”を深めれば、より豊かな経験を生み出せるか。美術館・動物園の現場にいた2人より「ミュージアムとの新しい出会い方」を提案します。

吉荒夕記(よしあら・ゆうき)
ミュージアムコーディネーター、博物館学・美学研究者。ロンドン在住。国立民族学博物館でミュージアム・エデュケーターとして勤務後、英国に渡り、博物館研究を続ける。南アフリカでは、アパルトヘイト前後の美術館の表象や社会のあり方を追い『美術館とナショナル・アイデンティティー』の原型となる博士論文を仕上げる。大英博物館のアシスタント・キュレーターを経て、現在はロンドンでArt Logueというミュージアム・コーディネートのプロジェクトをおこし、ミュージアムに関する社会学的研究を続けている。共著書に、「ヨーロッパの博物館」(鷹野光行他編『新編博物館概論』同成社、2011)。

並木美砂子(なみき・みさこ)
帝京科学大学生命環境学部教授。千葉市動物公園勤務を経て現職。博物館としての動物園の教育的機能の充実を、野生動物保全と関連させて実践・研究。対話的方法を採り入れたプログラムの構築と評価を行う。動物園勤務時代には飼育業務のほか、子ども動物園での教育プログラムづくり、ボランティア担当に従事。編著書、訳書に小笠原孝・並木美砂子編『博物館教育論』(ぎょうせい、2012)、『子どもが動物に出会うとき』(風間書房、2008)、『動物園における親子コミュニケーション』(風間書房、2005)、ジョージ・E.ハイン『博物館で学ぶ』(共訳・鷹野光行監訳)(同成社、2010)ほか。

11月25日発売!
美術館とナショナル・アイデンティティー 吉荒夕記 著
玉川大学出版部
A5判並製・416頁・本体4,800円+税

開催日時:2014年12月4日(木) 開演19:00 (開場18:30)
開催場所:MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店 7階喫茶コーナー
定員:40名
入場料:500円(1ドリンク付)

※ご参加にはご予約が必要です。

お問い合わせ・ご予約は下記まで
MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店(東急百貨店本店7F)
電話:03-5456-2111
営業時間:10:00〜21:00

新しいミュージアムのかたち 『美術館とナショナル・アイデンティティー』刊行記念トーク

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