2014年12月4日(木)

『雪の国の白雪姫』トークイベント 著者・谷川俊太郎さん他3名

それは2012年。冬の北軽井沢、谷川山荘でうまれた物語。

“夢で行くのは 雪の国
夢で生まれる 真っ白な恋
真っ赤なリンゴを二人でかじって
エデンの園から逃げ出そう♪”

60年以上前の詩から書き下ろしまで、詩人・谷川俊太郎による美しい冬の詩。
白雪姫に扮するは、注目の若手女優・小松菜奈。
スタイリスト・谷川夢佳の魔法がかかり、
きらめくもかなしげな瞬間を捉えたtsukaoの写真。

そして2年の時がすぎ、夢の共演を味わえる写真詩集『雪の国の白雪姫』がついに刊行。
大島依提亜の装丁で、さらに豪華な一冊となりました。

今回のトークでは、本が出来るまでのさまざまなエピソードや北軽井沢山荘の思い出などを、
特典映像の映写も交えながら、制作者たちが語ります。

聞き手は荻窪・6次元のナカムラクニオ。
まもなく訪れる東京の冬本番、この一冊の物語とともに迎えませんか?

<プロフィール>
谷川俊太郎 (詩人)
1931年生まれ。都立豊多摩高校卒。1952年、第一詩集『二十億光年の孤独』出版。以後詩、エッセー、脚本、翻訳などの分野で文筆を業として今日にいたる。詩集に『21』『落首九十九』『ことばあそびうた』『定義』『みみをすます』『はだか』『世間知ラズ』など、エッセー集に『散文』『ひとり暮らし』など、絵本に『わたし』『ともだち』『もこ もこもこ』などがある。近刊は『私』『詩の本』『ぼくはぼく』『写真』など。

tsukao (フォトグラファー)
神戸大学卒業後、菅原一剛氏に師事。2006年独立。広告、音楽、雑誌など幅広く活動。著書に『東京空気公園』(主婦の友社)『うたかた まんがで読む谷川俊太郎』(プレビジョン/角川)など。『〈どこかの森〉のアリス』(LD&K)では写真と映像を担当。海外を旅しながら撮る作品も多い。宝物探しのように、愛すべき瞬間を撮って集めている。

谷川夢佳(スタイリスト)
1991年生まれ。書籍、CM、CDジャケットなどの分野で活動。2010年アクセサリーブランド「Yumeka」を立ち上げる。写真詩集『〈どこかの森〉のアリス』(LD&K)では企画とスタイリングを担当。ウェブや雑誌のコラム連載、絵本のテキストを執筆するなど、文筆家としても活動中。

ナカムラクニオ(6次元店主/映像ディレクター)
1971年生まれ。荻窪にあるブックカフェ「6次元」店主。フリーランスで美術や旅番組などのディレクターとして番組制作に携わり、これまでに訪れた国は40ヵ国以上。趣味は、世界の本屋さんとカフェ巡り、古文字収集、うつわの金継ぎ。

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