photo: Kenshu Shintsubo
藤村龍至『プロトタイピング』刊行記念。
模型を履歴として残し、設計のプロセスを可視化する超線形設計プロセスを提唱する藤村龍至。
数多くのスケッチとドローイングを重ね、イメージから建築を組立てていく光嶋裕介。
履歴を残すという共通点を持ちながら、異なる手法で設計にアプローチする二人が
現代の設計プロセス論について語る。
日時:平成26年12月8日(月) 19:00~(開場18:30)
会場:紀伊國屋書店新宿本店 8階イベントスペース
定員:50名 (申込み先着順)※定員になり次第、締め切らせていただきます。
参加費:500円 (会場入場時にお支払いください)
参加申込方法:紀伊國屋書店新宿本店4階カウンター、またはお電話でお申し込みください。
TEL:03-3354-5704(4階カウンター直通電話:10:00~21:00)
<出演者プロフィール>
藤村龍至(ふじむら・りゅうじ)
東洋大学建築学科専任講師/藤村龍至建築設計事務所代表
1976年東京生まれ。2008年東京工業大学大学院博士課程単位取得退学。2005年より藤村龍至建築設計事務所主宰。2010年より東洋大学専任講師。主な建築作品に「鶴ヶ島太陽光発電所・環境教育施設」(2014)、主な著書に『批判的工学主義の建築』(2014)『プロトタイピング–模型とつぶやき』(2014)。
photo: Kenshu Shintsubo 近年は建築設計やその教育、批評に加え、公共施設の老朽化と財政問題の解決を図るシティマネジメントや、日本列島の将来像の提言など、広く社会に開かれたプロジェクトも展開している。
光嶋裕介(こうしま・ゆうすけ)
2004年早稲田大学大学院修士課程修了。ザウアブルッフ・ハットン・アーキテクツ(ドイツ)を経て2008年に光嶋裕介建築設計事務所設立。2012年より首都大学東京都市環境学部助教のほか、桑沢デザイン研究所および大阪市立大学で非常勤講師をつとめる。
主な建築作品に《凱風館》、《祥雲荘》、《如風庵》などがある。
主な著書に『みんなの家。〜建築家1年生の初仕事〜』、『建築武者修行–放課後のベルリン』などがある。
門脇耕三(かどわき・こうぞう)
1977年生まれ。2001年東京都立大学大学院工学研究科修士課程修了。2012年より明治大学専任講師。
専門は建築構法、建築設計、設計方法論。博士(工学)。
近代都市と近代建築が、人口減少期を迎えて変わりゆく姿を、建築思想の領域から考察。著書に『静かなる革命へのブループリント』〔共著〕(河出書房新社,2014年)、『シェアをデザインする』〔共編著〕(学芸出版社,2013年)、『現在知 vol. 1 郊外 その危機と再生』〔共著〕(NHK出版,2013年)など。
【新宿本店】 現代建築家コンセプト・シリ-ズ「藤村龍至 プロトタイピング-模型とつぶやき」(LIXIL出版)発売記念 “設計プロセス論 模型(藤村) vs スケッチ(光嶋)”トークイベント開催!