2017年6月19日(月)

ナカニシヤ出版「社会運動と若者」刊行記念 富永京子・鈴木謙介・阿部真大トークイベント『社会運動とサブカルチャー』

【ジュンク堂 大阪本店】
開催日時:2017年06月19日(月)
大阪本店3階喫茶コーナーにて、19時より開催いたします。
入場料500円(当日会場にて現金でのご精算となります)
定員30名様

入場には整理券が必要となります。
整理券は、大阪本店3階お会計カウンターにてお渡ししております。
電話でのご予約も承っております。06-4799-1090

当日、登壇者の著作をお持ちならば、トークイベント終了後にサインも頂けます。

2014年以降、20代の学生を中心とした特定秘密保護法に対する反対運動や安保法制反対デモが盛り上がりました。若者による社会運動は、これまで「社会運動」「市民運動」と呼ばれてきた活動とは一線を画した音楽やデザイン、ファッションといったサブカルチャーの面でも注目を集めた点は記憶に新しいのではないでしょうか。そこでこの度は、富永京子による新刊『社会運動と若者――日常と出来事を往還する政治』(ナカニシヤ出版)を題材とし、「若者の社会運動とサブカルチャー」をテーマにトークイベントを開催いたします。

最近も、最低賃金1500円を目指す労働運動や子育て世代の運動が見られ、若年層による政治参加は様々な形で行われています。若者の社会運動とその文化は現代社会において何を示唆し、どのような社会変動を映し出しているのでしょうか? 若者をめぐる「居場所」や「情報化社会」といったキーワードを軸に、社会学者・鈴木謙介氏(関西学院大学准教授)と阿部真大氏(甲南大学准教授)との対話から、現代社会と社会運動の関係について考えます。

登壇者略歴
富永京子(とみなが きょうこ)
1986年生まれ、立命館大学産業社会学部准教授、シノドス国際社会動向研究所理事。専攻は社会運動論・国際社会学。社会運動・政治参加とサブカルチャーの関係を通じて、現代社会における人々の意識や行動のあり方を考究する。

鈴木謙介(すずき けんすけ)
関西学院大学准教授。専攻は理論社会学。ネット、ケータイなど、情報化社会の最新の事例研究と、政治哲学を中心とした理論的研究を架橋させながら、独自の社会理論を展開している。

阿部真大(あべ まさひろ)
甲南大学准教授。専攻は労働社会学。気分は高揚しつつも徐々に身体が壊れていくバイク便ライダーたちの姿を描いた『搾取される若者たち―バイク便ライダーは見た!』(集英社)でデビュー。その後も、現代日本の過酷な労働現場を分析し、政治と文化の側面から現状を打開する方策を探っている。

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