歴史学、経済学、数学、言語学、哲学などを専門とする研究者たちが中心になってドーナツとその穴について本気で共同研究を試みたその成果、『失われたドーナツの穴を求めて』が発売されます(7月4日頃発売予定)。
ドーナツ型クッション、ドーナツ盤レコード、ドーナツ化現象など、”あの形”を見て誰もが「ドーナツ」の形だと思うほど、私たちの日常的な意識に浸透しているドーナツ。ただの揚げ菓子?果たしてそうでしょうか。ドーナツの穴はいつからあるのか、ドーナツの真ん中には穴があるのか何もないのか、ドーナツの穴に味はあるのか…よく考えてみると、ドーナツには実は深い深い謎が隠されており、その穴は知性で埋めるしかないことがわかってきます。
本イベントでは、ブラタモリで話題沸騰の(?)名古屋から本書の編者2人がやってきて、人気ドーナツ店HUGSY DOUGHNUTのドーナツデザイナー松川寛紀さんとともに、ドーナツの穴の向こうに見える〈知る・読む・考える・食べる〉愉しみについて美味しく語ります。
芝垣亮介(しばがき・りょうすけ)
1980年兵庫県生まれ。言語学者。ロンドン大学東洋アフリカ学院大学院で学ぶ。博士(言語学)。現在、南山大学外国語学部准教授。ドーナツの穴制作委員会ディレクターとして日々ドーナツの穴を探究中。著書に『Analysing Secondary Predication in East Asian Languages』(Cambrdige Scholars Publishing)など。
奥田太郎(おくだ・たろう)
1973年東京都生まれ、奈良県育ち。哲学者。京都大学で学ぶ。博士(文学)。現在、南山大学人文学部教授。南山大学社会倫理研究所の研究所員として学術誌『社会と倫理』を企画・編集。ドーナツの穴制作委員会プロデューサーとして本企画を見守っている。著書に『倫理学という構え』(ナカニシヤ出版)など。
松川寛紀(まつかわ・ひろのり)
1988年広島生まれ、横浜育ち。HUGSYDOUGHNUT 経営者。京王線、聖蹟桜ヶ丘駅にある古民家で土日祝日限定でドーナツ屋を営んでいる。自転車に乗って移動販売も実施中。ドーナツの穴制作委員会リサーチフェローとして本企画における実証研究に協力。
開催日:2017年8月1日(火)
時 間:19時30分スタート/21時頃終了予定 *イベント当日、お店は18時にてクローズ致します
会 場:Title 1階特設スペース
参加費:500円+1ドリンク500円 (ドーナツ付き/聖蹟桜ヶ丘・ハグジードーナツ)
定員:25名
お申し込み
手順1:メールの件名にイベント名、メール本文にお名前(氏名)/電話番号/枚数(1人2枚まで)を明記して、以下のアドレスに送信ください。
title@title-books.com
手順2:「予約完了」の返信をいたします。(メールの受信設定にご注意ください)。
手順3:参加費は当日会場受付でのお支払いとなります。
お申し込み・ご予約は定員に達し次第締め切らせていただきます