2017年8月29日(火)

佐々木芽生 × 茂木健一郎 「価値観が違う人とわかり合える? わかり合えない?」 『おクジラさま ふたつの正義の物語』(集英社)刊行記念

logo_tsutaya100なぜ日本は、クジラやイルカのことで世界の非難を浴びるのか?

その答えを探すために何年も和歌山県の小さな漁師町太地に通い、現地の漁師や外国人活動家への取材を重ねた佐々木芽生監督。6年の長期取材を経て完成させた最新作『おクジラさま』(http://okujirasama.com/)が9月9日から渋谷・ユーロスペースで公開され、同時に監督が自ら書き下ろした書籍版『おクジラさま ふたつの正義の物語』(集英社)も刊行される。

メディアを巧みに利用するグローバルな環境保護団体と、人口約3000のローカルな捕鯨町太地。そのふたつの価値観が衝突する現場を取材してきた佐々木芽生監督と、イルカ漁をめぐる日本や世界の言論に独自の視点で切り込む脳科学者の茂木健一郎氏が、初対談。

半世紀以上繰り返されてきた「捕鯨を守りたい日本人」と「それを許さない外国人」という単純な二項対立を越えて、多様な視点で複雑怪奇な捕鯨論争を解きほぐす。

衝突するふたつの正義は、わかり合うことができるのか――。

【参加条件(参加費)】
イベント参加券(1,620円/税込)をご予約、ご購入のお客様。

【お申込み方法】
以下の方法でお申し込みいただけます。
・店頭 (1号館2階 映像フロア)
・お電話 03-3770-2525(1号館2階 映像フロア)
・オンラインストア【対象商品】
イベント参加券(1,620円/税込)

【ご注意事項】
・イベント当日は19時の開場を予定しております。参加券番号順にお席にご案内いたします。
・いかなる事情でも整理券の再発行はできませんのでご注意ください。
・本券は1枚につき御一人様のご入場となります。
・混雑状況により、立ち見となる場合があります。
・当日イベント開始時刻までに御来店がない場合は整理券は無効となります。
・店内は撮影禁止です。イベント中の撮影・録画はご遠慮ください。
・係員の指示及び注意事項に従わず生じた事故につきましては、主催者側は一切の責任を負わないものとします。
・止むを得ず中止、内容変更になる場合がございます。

【プロフィール】
佐々木 芽生 (ささき・めぐみ)
映画監督・プロデューサー。北海道札幌市生まれ。1987年よりニューヨーク在住。フリーのジャーナリストを経て、1992年よりNHKアメリカ総局勤務。『おはよう日本』にてニューヨーク経済情報キャスター等を務め、その後独立して、テレビの報道番組の取材、制作に携わる。2008年、初の監督作品『ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人』を発表。世界30を越える映画祭に正式招待され、米シルバードックスドキュメンタリー映画祭、ハンプトン国際映画祭などで、最優秀ドキュメンタリー賞、観客賞など多数受賞。2013年、続編にあたる映画『ハーブ&ドロシー2 ふたりからの贈りもの』を発表。2016年、3作目にあたる長編ドキュメンタリー映画『おクジラさま ふたつの正義の物語』を完成させ、同年釜山国際映画祭コンペティション部門に正式招待された。日本では、2017年9月から全国順次公開。

茂木 健一郎 (もぎ・けんいちろう)
脳科学者。1962年東京生まれ。東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経てソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。「クオリア」(感覚の質感)をキーワードに脳と心の関係を研究するとともに、評論、小説などにも取り組む。2005年『脳と仮想』(新潮社)で第4回小林秀雄賞を受賞。2009年『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房)で第12回桑原武夫学芸賞を受賞。

会期:2017年08月29日(火)
時間:19:30~20:30
場所:蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース
定員:50名
主催:代官山 蔦屋書店
共催・協力:-
問い合わせ先:03-3770-2525

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