グラフィックレコーディングとは、議論や対話のプロセスを構造化して、リアルタイムで描き出し記録する手法です。描き出したグラフィックレコードを活用することで、議論をより良い方向へ促進することにも役立ちます。
今回の講座では、情報整理のための視覚言語のルールを学び、グラフィックレコーディングを仕事で取り入れられるようになることを目指します。理論を知るとともに手を動かす体験をしながら、習得できるプログラムになっています。仕事の中で混沌とした情報を前にした時に、どのように頭の中で整理しながらビジュアルに落とし込めばよいのか、またその記録をどのような場面で活用していけばいいのかの概要を学ぶことができます。
清水淳子(しみず じゅんこ)
1986年生まれ、2009年多摩美術大学情報デザイン学科卒業後、Web制作会社を経て、2012年WATER DESIGNにて、横断的なデザインに携わる中で議論の可視化に興味を持つ。2013年Tokyo Graphic Recorderとして活動開始。同年、Yahoo! JAPAN入社。現在、UXデザイナーとして勤務しつつ、東京藝術大学美術研究科 情報設計室にて議論の可視化に関しての研究を行う。
■日程
2017年10月1日 (日)
■時間
13:00~16:00
開場12:30~
■料金
5000円(税込)
■定員
20名様
■会場
本店内 小教室
■お問合せ先
青山ブックセンター 本店
電話
03-5485-5511
受付時間
10:00~22:00
■書籍情報
『Graphic Recorder』(ビー・エヌ・エヌ新社)
「グラフィックレコーディング」とは、会議やミーティング、あるいはカンファレンスやワークショップなど、さまざまな立場の人たちが集まる場所で行われる議論を、グラフィックによって可視化することで、より良い対話をもたらし、課題解決に導く手法です。
本書は、この分野の第一人者 清水淳子さんを著者に迎え、これからグラフィックレコーディングを始めたいと思っている方や、自社の会議に課題意識を持っている方にとって、最適な入門書となる一冊です。グラフィックを利用して参加者の目線を揃え、発言を促進し、課題発見〜アイデア創出に至らしめるグラフィックレコーディングについての日本初の書籍。