天狼院書店店主の三浦でございます。
思えば、僕が上京したのは、映画を創りたいと思ったから
でございます。
トム・ハンクス主演名作『フォレスト・ガンプ』にいたく
感動し、そんな映画を創りたい!と行っていた大学を辞め
て、日芸映画学科に入ったのでした。でもまあ、4年間で
単位を8しか取らずに、放蕩していてと苦笑。
いつかは映画を創りたいと思いつつ、映画とはまったく違
った分野で生きてきたわけですが、天狼院をオープンして
その可能性が一気に広がりました。
きっかけは、今年の2月9日に放送されたBS11『ウィ
ークリーニュースONZE』でした。
天狼院を20分以上にもわたって紹介してくれ、僕もスタ
ジオで番組に生出演させてもらうという貴重な体験をさせ
てもらいました。
これまで、ありがたいことに天狼院は様々なメディアに取
り上げて頂いたのですが、その中でも、この番組は最も天
狼院の本質を描いてくれた作品です。
その番組で担当ディレクターをしてくれたのがフリーのテ
レビマン、檜垣賢次さんでした。
その仕事で終わることなく、檜垣さんは自分が取材した天
狼院という場所を気に入ってくれて、以後、お客様として
天狼院に来てくれるようになりました。今年の8月15日
にやって予想以上に大いに盛り上がり、天狼院が終日超満
員になった「天狼院TVSPECIAL12時間テレビ 本は地球を救う」を成功させられたのも、ニコニコ生放送
でベースを作って放送できたのも、長くテレビ朝日でディ
レクターやプロデューサーとして活躍された檜垣さんのご
協力があってこそのことでした。ちなみに、檜垣さんは僕
らが中学時代に大変お世話になった伝説のテレビ番組『ト
ゥナイト2』でチーフ・ディレクターをしていた方です。
その檜垣さんに、随分前から、こう言われていました。
「三浦さん、映画撮りましょうよ!」
実に魅惑的なお誘い。
けれども、雑誌『READING LIFE』の創刊、劇団天狼院の立ち上げ、福岡天狼院の
準備などがあり、まるで処理能力が足りずに、いつか、必
ずやりましょう、とお答えするにとどまっておりました。
ですが、雑誌『READING LIFE』を相関し、劇団天狼院の旗揚げ公演が終わった
あと、ようやく少しは人間的な生活ができるようになり、
次の劇団天狼院の「春公演」を考えたときに、ほとんど突
発的にこう思ったのです。
映画をやりたい。
そして、すぐに檜垣さんにメッセージを送りました。11
月17日の15時41分のことでした。
「檜垣さん、お待たせしました! 映画、3/
22上映というスケジュールで行きたいんですが、いかがで
しょうか?」
檜垣さんから12分後に返信をもらいました。
「諸々、お疲れさまでした! 了解です。やりましょう!
」
もうすでに、3月22日の日曜日は、夕方以降、キャパ8
02名の豊島公会堂をおさえてあります。
そこで映画を上映し、そして、劇団天狼院の「春公演」を
上演します。
どちらも、同じテーマを題材にいたします。
タイトルは、
『世界で一番美しい死体〜天狼院殺人事件〜』
ここまで決まっておりますので、ついに「映画部」を発足
したいと思います。
映画を鑑賞する「映画ラボ」とは別の、本気で映画を創る
ための「映画部」です。
顧問の先生を檜垣さんにお願いしてあります。
じつは、檜垣さん、以前に商業映画の監督もされたことも
あるのです。
出演志望の方も、製作志望の方も、ぜひ、参加してくださ
い。
初回は、映画はどうやって作られるのかを檜垣さんに教え
て頂きます。
また、どういうスケジュールで作っていくかをみんなで考
えていきたいと思います。
【概要】
日時:12月27日(土)
17:00〜19:00(16:45受付開始)
定員:20名様
*定員になり次第、締め切らせて頂きます。
部費:2,000円
場所:天狼院書店「東京天狼院」
【12/27天狼院映画部】本気で映画を創る「天狼院映画部」ついに始動!あなたも映画制作スタッフの一員になれます!