2017年10月12日(木)

『街と山のあいだ』刊行記念 街と山と本づくりのあいだ 若菜晃子×菅野康晴 トークイベント

logo_abc100山と自然を愛する小冊子『murren(ミューレン)』編集・発行人をつとめる編集者若菜晃子さんの初の随筆集『街と山のあいだ』がアノニマ・スタジオより刊行されました。
登山専門出版社の社員編集であった時代から長年山に登り続けてきた若菜さんの静謐ななかに芯の通った文章は、忘れ得ぬ山と自然と人との邂逅を綴り、山を愛する人にも、山に憧れる人にも、人生に山がある喜びを伝えてくれます。
本書『街と山のあいだ』刊行を記念したトークイベントでは、若菜晃子さんと親交のある、新潮社『工芸青花』編集長の菅野康晴さんにご登場いただきます。
同時代の編集者であり、著者と編集者という関係でもあるおふたりですが、かたや個人で『murren』を、こなた出版社内で『工芸青花』をつくり続ける、その本づくりにかける情熱や思考、方法論などについて縦横にお話しいただきます。

若菜晃子 わかな・あきこ
編集者。1968年兵庫県神戸市生まれ。学習院大学文学部国文学科卒業後、1991年山と溪谷社入社。
『wandel』編集長、『山と溪谷』副編集長を経て独立。山や自然、旅に関する雑誌、書籍を編集、執筆。
著書に『東京近郊ミニハイク』(小学館)、『東京周辺ヒルトップ散歩』(河出書房新社)、『新 世界の路地裏』『あなたに贈る花ことば』(以上ピエブックス)、『徒歩旅行』(暮しの手帖社)、『地元菓子』『石井桃子のことば』(以上新潮社)、『東京甘味食堂』(本の雑誌社)など。「街と山のあいだ」をテーマにした小冊子『murren』編集・発行人。2017年9月、随筆集『街と山のあいだ』(アノニマ・スタジオ)を上梓。

菅野康晴 すがの・やすはる
編集者。1968年栃木県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、1993年新潮社入社。
『芸術新潮』および「とんぼの本」シリーズの編集部に在籍し、美術・工芸・骨董を主に多くの企画を手がける。担当した本に、川瀬敏郎『今様花伝書』『一日一花』、坂田和實『ひとりよがりのものさし』、中村好文『住宅読本』『意中の建築』、金沢百枝・小澤実『イタリア古寺巡礼』、赤木明登・智子『うちの食器棚』、木村宗慎『利休入門』『一日一花』、三谷龍二+新潮社編『「生活工芸」の時代』など。現在骨董、工芸、建築を鑑賞するひとたちに向けた『工芸青花』(年3回発行)編集長。

日程:2017年10月12日 (木)
時間:19:30~21:00(開場19:00)
料金:1,080円
定員:50名
会場:本店内 小教室

お問合せ先
青山ブックセンター 本店
電話:03-5485-5511
受付時間:10:00~22:00

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書籍情報
『街と山のあいだ』
定価1,600円(税別)
2017年9月刊行
アノニマ・スタジオ
四六変型判 上製 284ページ
紙クロス装 空押し
カバーなし帯あり
装丁:櫻井事務所 絵:若菜晃子

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