1970~80年代生まれの気鋭の論者たちが結集、多岐にわたる20のジャンルから論じる、大澤聡さん渾身の編著『1990年代論』。
いま、なぜ90年代なのか。
いまなお死なない「90年代的なもの」とは何なのか。――
本書では「運動」の章を担当、文字どおり「右」も「左」も見てきた雨宮処凛さん、そしてゲストとして、博覧強記の評論家/思想史研究者の片山杜秀さんをまじえ、あの時代の政治、社会、思想、宗教、文化を縦横無尽に語り合います。
【参加特典】
当日、イベントにご参加くださった方に、大澤聡さん渾身の「1990年代を読むためのブックガイド」(本には未収録)を差し上げます。
▼会場にて、『1990年代論』 本体 1800円+税のほか、雨宮処凛さん、片山杜秀さん、大澤聡さんの著作を販売いたします。
トーク終了後、サイン会をおこないます。
※お持込の書籍にはサインできません。◆こちらのイベントは、「ゴールド会員」の無料聴講特典対象外です。
日時:2017年9月25日 (月) 19時00分~(開場:18時30分)
会場:本店 8F ギャラリー
参加費:税込1,000円(イベント当日会場入口にて整理券をご提示の上、お支払下さい。)
募集人員:80名(申し込み先着順) ※定員になり次第、締め切らせていただきます。
申込方法
1階カウンターにて参加整理券をお渡しいたします。
また、お電話によるご予約も承ります。(電話番号:03-3281-8201)
※整理券1枚につき、お1人のご入場とさせていただきます。
主催:八重洲ブックセンター
協賛:河出書房新社
雨宮処凛(あまみや かりん)
1975年生まれ。作家、活動家。「反貧困ネットワーク」世話人。「生きづらさ」や格差・貧困問題に取り組む。著書に『生きさせろ!』(太田出版/ちくま文庫)、『一億総貧困時代』(集英社インターナショナル)、『女子と貧困』(かもがわ出版)など。
片山杜秀(かたやま もりひで)
1963年生まれ。評論家/思想史研究者。文学、歴史、芸術など幅広い分野で執筆。慶應義塾大学法学部教授。著書に『近代日本の右翼思想』(講談社)、『音盤考現学』(アルテスパブリッシング)、『未完のファシズム』(新潮社)、『近代天皇論』(共著、集英社新書)など。
大澤聡(おおさわ さとし)
1978年生まれ。批評家。近畿大学文芸学部准教授。専門はメディア論/思想史。著書に『批評メディア論——―戦前期日本の論壇と文壇』(岩波書店)、編著に『三木清教養論集』『三木清大学論集』『三木清文芸批評集』の三部作(講談社文芸文庫)など。