『ページと力』においてエディトリアルデザインの構造を分析し、その社会性や歴史性を考察したデザイナー鈴木一誌。『文体の科学』でテキストの記述スタイルやデザイン形式に言葉と思考の関係を読み解いた批評家の山本貴光。それぞれの探求から共通の問題系に接近する両者が、書物からスクリーンまで、日常のなかで自明なものとされているテキストとデザインの関係について対話を繰り広げる。
協力:誠文堂新光社(『アイデア』、よみもの.com)
鈴木一誌 すずき・ひとし
ブックデザイナー。1950年東京都生まれ。杉浦康平氏のアシスタントを12年間つとめ、1985年に独立。映画や写真の批評も手がけつつ、デザイン批評誌『d/SIGN』を戸田ツトムとともに責任編集(2001-2011年)。神戸芸術工科大学客員教授。著書に『画面の誕生』『ページと力』『重力のデザイン』、戸田ツトム氏との共著『デザインの種 いろは47篇からなる対話』。新刊に初のエッセイ集となる『ブックデザイナー鈴木一誌の生活と意見』。
山本貴光 やまもと・たかみつ
文筆家、ゲーム作家。1971年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業後、コーエーでのゲーム制作を経てフリーランス。モブキャストとプロ契約中。著書に『文体の科学』『コンピュータのひみつ』『「百学連環」を読む』。共著に『心脳問題』『問題がモンダイなのだ』(いずれも吉川浩満との共著)。訳書にサレン、ジマーマン『ルールズ・オブ・プレイ』など。
日程:2017年10月14日 (土)
時間:18:00~19:30 開場 17:30~
料金:1,350円(税込)
定員:110名
会場:本店 大教室
お問合せ先
青山ブックセンター 本店
電話:03-5485-5511
受付時間:10:00~22:00