12月11日、音楽ブロガー・ライターとして人気を博す”レジー”による待望の著書『夏フェス革命 ー音楽が変わる、社会が変わるー』が、株式会社blueprintより刊行されます。1997年のフジロックフェスティバルの初開催から20年あまり、夏フェスはどのようにして「音楽ファンのためのイベント」から「国民的レジャー」となったのか?
たとえば国内4大フェスのひとつであるロック・イン・ジャパン・フェスティバルの場合、初回(2000年)の動員は2日間で6万490人だったのが、2017年には4日間で27万4000人、野外音楽フェスティバルとしては世界有数の規模に成長しています。同書はそんな夏フェスの足跡や周辺業界の動向、メディア環境の変化などに触れながら、エンターテインメントとして、またビジネスとして、フェスが成功した仕組みを考察していく一冊です。
今回のイベントでは、メディア・社会学はもちろんのことカルチャーへの知見にも定評のある、作家・ジャーナリストの佐々木俊尚さんをお招きし、レジーさんとの初対談を実施。佐々木さんの多角的かつ鋭い視点を交えながら、音楽ビジネスの今と未来について、お二人に存分に語り合っていただきます。どうぞご期待ください。
【プロフィール】
レジー
1981年生まれ。海城高校、一橋大学商学部卒。大学卒業後の2004年から現在に至るまで、メーカーのマーケティング部門およびコンサルティングファームにて事業戦略立案、マーケティング戦略立案、新規事業開発、新商品開発などに従事。会社勤務と並行して、2012年7月に音楽ブログ「レジーのブログ」を開設。アーティスト/作品単体の批評にとどまらない「日本におけるポップミュージックの受容構造」を俯瞰した考察が話題となり、2013年春頃から外部媒体への寄稿を開始。主な寄稿媒体は「Real Sound」「MUSICA」「M-ON! MUSIC」など。
佐々木俊尚
ささき・としなお
作家・ジャーナリスト。 1961年兵庫県生まれ。愛知県立岡崎高校卒、早稲田大政経学部政治学科中退。毎日新聞社、月刊アスキー編集部を経て2003年に独立し、IT・メディア分野を中心に取材・執筆している。『そして、暮らしは共同体になる。』(アノニマ・スタジオ)『21世紀の自由論〜「優しいリアリズム」の時代へ』『レイヤー化する世界』(いずれもNHK出版新書)『家めしこそ、最高のごちそうである。』(マガジンハウス)『キュレーションの時代』(ちくま新書)など著書多数。総務省情報通信白書編集委員。
日程 / 2017年12月14日 (木)
時間 / 19:00~20:30 開場 18:30~
料金 / 1,350円(税込)
定員 / 50名様
会場 / 本店内 小教室
お問合せ先 / 青山ブックセンター 本店
電話 / 03-5485-5511
受付時間 / 10:00~22:00