2018年1月20日(土)

*「上方落語史観」(140B)発刊記念イベント 髙島幸次先生によるト-クライブ

ナビりん
落語で歴史を学ぶって、意外なようで的を射ている気がするわ

タマちゃん
落語家さんが語ると、まるで今そこで起こった出来事のようにシーンが目に浮かぶわよね

ナビりん
古典落語を聞くと、まさにその時代に庶民がどういう暮らしをしていたのか、どういうものの考え方をしていたのかよくわかるからね

タマちゃん
このイベントはそのあたりのお話がたっぷり聞けそう!

【隆祥館書店】
今回は『上方落語史観』(140B発刊)を上梓された、落語が大好きな日本史研究のエキスパートである髙島幸次先生にご登場いただけることになりました。
単なる落語の解説本ではありません。上方落語のネタから、大阪や日本の歴史を学ぼうというのです。幕末から明治初期にかけて創作された古典落語は、当時の社会風俗や町の様子、その時代を生きた人々の考え方や生活習慣が色濃く反映されています。意外にも落語のネタは歴史を学ぶための手がかりが溢れた「教科書」といえます。
 
下記は、著者からのメッセ-ジです。

娘:「お母さん、エライこっちゃ!」
母:「どないしたんや? 宝クジにでも当たったんか!」
娘:「ちゃうねん、このチラシ見てみー。隆祥館の発刊記念イベントに、あの髙島幸次さんが来はるんやて!」
母:「えっー、そらエライこっちゃないか! ほんでそれ誰やねん?」
娘:「なんや知らんのかいな、うちもよう知らんけど。こんど出しはった『上方落語史観』ていう本の帯に〝大阪一おもろい日本史研究者〟て書いたぁるわ」
母:「怪しそうやなー。ほんでどんなことが書いてあるんや?」
娘:「このチラシには〝上方落語は笑わせてなんぼ。ならばその中味はウソばかり? いやいやそんなことはありません〟って書いたある」
母:「ふぅーん、チラシ見せてんか。ふんふん、日本史研究の立場から落語を読み解いた本か。幕末・明治期に創作された古典落語には、当時の社会風俗や生活習慣を正しく伝えてるんやて」
娘:「なっ、やっぱり面白そうやろ?」
母:「うぅーん、なんか怪しいな」
娘:「そうかな〜。隆祥館で本の目次を見たけど『変幻自在の尿瓶』とか『遊女の手紙』とかの章があって面白そうやでー」
母:「ほしたらトークライブに行ってみよか?」
娘:「ほな、早よ申し込まんと。『先着800万人限定』やからな」
母:「……」
 
髙島幸次(たかしま・こうじ)
1949年大阪市生まれ。大阪大学招聘教授。専門は日本近世史。大阪天満宮文化研究所員も務め、天神祭研究の第一人者。また天神祭のボランティアガイド役である天満天神御伽衆を養成するなど普及・伝承にも尽力。多くの講演活動や古文書講座をこなすほか、各種の落語会やイベントもプロデュースし、天満天神繁昌亭で毎月25日に行われる「天神寄席」にも関わる。
著書に『奇想天外だから史実-天神伝承を読み解く-』(大阪大学出版会)、『大阪の神さん仏さん』(140B/釈徹宗氏との共著)など。
 
司会 二村知子(ふたむら ともこ) 
井村雅代コーチ(当時)に師事し、シンクロナイズドスイミングを始め、現役時代はチーム競技で2年連続日本1位、日本代表出場のパンパシフィック大会では2年連続世界第3位に。現役引退後、隆祥館書店に入社。2011年から「作家と読者の集い」と称して作家と読者の思いを直接つなぐト-クイベントを開催、メディアでは、知らされていない真実を追求する場として注目されている。2016年からは「ママと赤ちゃんのための集い場」を毎月開き、温かい社会を目指している。
 
「上方落語史観」140B 発刊記念イベント
髙島幸次先生によるト-クライブ  司会:二村知子 
開催日:平成30年1月20日(土)
時 間:14:30開場 15:00開演
会 場:隆祥館書店5階 多目的ホ-ル
参加費:3,000円 (内訳:参加費1,380円+『上方落語史観』1,620円 )
トークライブのみ:3,000円 当日の場合:参加費500円アップになります。
(要予約・事前購入制とさせていただきます。申込み順)

振込先
三井住友銀行上町支店(普通)1353923
カ)リュウショウカンショテン

申込み・お問合せ:隆祥館書店
TEL:06-6768-1023
住所:大阪市中央区安堂寺町1-3-4 谷町6丁目⑦番出口向かい
Eメール:ryushokan@eos.ocn.ne.jp 

主催:隆祥館書店
後援:140B

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