2015年2月13日(金)

伊藤比呂美さん『新訳 説経節』トーク&サイン会

説経節には惚れぬいてまいりました――

伊藤比呂美さんは「これこそあたしの書きたかった詩のかたち」と、30年近く説経節を愛読・熟読してきました。

説経節とは、中世に庶民の間でさかんに語られた物語で、能、浄瑠璃、歌舞伎、さらに近代の小説、演劇にも影響を及ぼしてきました。本書ではその中でもポピュラーな「小栗判官」「しんとく丸」「山椒太夫」を、リズミカルで読みやすい現代語として甦らせました。今回は〈現代の説経師〉となって、その一部を自ら語ります。

 

 

 

 

 

 

 

※写真=吉原洋一

 

伊藤 比呂美(いとう ひろみ)

1955年東京都生まれ。詩人。

1978年現代詩手帖賞を受賞。

99年『ラニーニャ』で野間文芸新人賞、2006年『河原荒草』で高見順賞、07年『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』で萩原朔太郎賞、08年紫式部賞を受賞。

エッセイ集に『良いおっぱい 悪いおっぱい(完全版)』『閉経記』、古典の現代語訳に『日本ノ霊異(フシギ)ナ話』『読み解き「般若心経」』『たどたどしく声に出して読む歎異抄』、対談集に石牟礼道子との『死を想う』などがある。

著作の一方、自分の詩の朗読活動も行っている。

 

開催日時:2015年2月13日(金) 19時~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費800円(要予約・ドリンク付き) 店頭または電話・メール(
shoten@tokyodo-web.co.jp
)にて、「伊藤比呂美さんイベント参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。 電話 03-3291-5181

※当日17:00より1階総合カウンターにて受付を行います。 参加費800円(ドリンク付き)をお支払い頂いた上で、 1Fカフェにて、カフェチケットと指定のドリンクをお引換えください。 イベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。 尚ドリンクの引換えは当日のみ有効となります。

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