サン=テグジュペリの不朽の名作『星の王子さま』。
数ある日本語訳の中でも、原作を移民のストリート・キッドの物語として再解釈した角川文庫版は、その斬新な着想と文体により大きな話題を呼びました。
年齢・性別・国籍・言語、それどころか動物の種のちがいをも超えた、この友情と別れの物語を、訳者・管啓次郎がシナリオ化。
小島ケイタニーラブのオリジナル曲とともに、朗読劇として生まれ変わった新しい「王子」を、ぜひ体験してください。主人公・ちび王子を演じるのはめいりん。
3人のパフォーマンスが、下北沢の夜をサハラ砂漠の夜に直結します。
【プロフィール】
小島ケイタニーラブ
音楽家・歌手。2016年より放送の「NHK みんなのうた『毛布の日』」ほか、暖かくもどこか切ない歌詞と歌声が特徴。近年は朗読劇の音楽プロデュースほか、詩人・めいりんとのユニットTOWAIとしてASEAN文芸祭などの海外公演も多数行う。
めいりん
音楽家・詩人・コピーライター。日本人の母と中華系マレーシア人の父をもつ。6才から9才までマレーシアで過ごし、 現地の中華学校へ通う。帰国後に、日本語の「詩」に目覚め、現在まで書き続けている。
管啓次郎
詩人、明治大学教授。2011年より古川日出男、小島ケイタニーラブ、柴田元幸とともに朗読劇『銀河鉄道の夜』を制作、全国各地でツアーを行う。詩集に『数と夕方』(左右社)、著書に『狼が連れだって走る月』(河出文庫)、『斜線の旅』(インスクリプト、読売文学賞受賞)などがある。
時間 _ 19:00~21:00 (18:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order