2018年4月29日(日)

工藤あゆみ × 荒井良二「筆を手にとるまでの心のあり方をはかってみる」『はかれないものをはかる』(青幻舎)刊行記念

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ヨーロッパを中心にアーティスト活動をする工藤あゆみさん。
この度、イタリアで話題の作品”はかれないものをはかる”が本になって青幻舎より出版されます。

日本でくすぶっていた一人の若者 工藤あゆみが21歳でイタリアに渡って感じてきたこととは?

どのような日々を過ごしながら制作に向かっているのか?
詩と絵、写真と詩歌、乾物と絵、……工藤あゆみのコンセプトアートとはなにか?
作品“はかれないものをはかる”はどのようにして生まれたか?
そしてこの作品が日本で刊行されるまでの5年間の出来事とは?

作者本人による“はかれないものをはかる”作品の解説を中心に、岡山生まれイタリアの太陽育ちの工藤あゆみの世界を楽しんでいただけたらと思います。
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荒井良二さんと出会ったのは6年前。
ボローニャ国際絵本原画展(2012年)の5人の国際審査団のうちのお一人が荒井良二さんでした。良二さんが審査員のコメントとして「審査はただ入賞作品を選ぶだけではなく、審査員が試される場だった」とおっしゃってるのを聞き、そして実際にお会いして“荒井良二さん”という人間に惹きつけられました。
入賞した年の夏に良二さんを先生に迎えて5日間にわたって板橋区立美術館で開催されたワークショップに参加し、お会いするのはそれ以来になります。
お久しぶりです、から始まる私たちのトークがどんなものになるか自分でもドキドキしております。
良二さんの絵のように、ちょっと切なくて胸がキュンとするような時間が過ごせたらいいなあと思っています。(工藤あゆみ)

【出演者プロフィール】
工藤あゆみ(くどう・あゆみ)
ヨーロッパを中心に活動するアーティスト。
ボローニャ国際絵本原画展2012 入賞。プレミオサンフェデーレ大賞(ミラノ)2 位受賞など、受賞経験あり。
詩と絵を組み合わせた作品を中心に他にも立体作品、アーティストブック、写真を使った作品、ジュエリーなどさまざまな作品を制作、ヨーロッパや日本にて発表している。現在ミラノ近郊の町に在住。

荒井良二(あらい・りょうじ)
1956年山形県生まれ。
『たいようオルガン』でJBBY賞を、『あさになったので まどをあけますよ』で産経児童出版文化賞・大賞を、『きょうはそらにまるいつき』で日本絵本賞大賞を受賞するほか、2005年には日本人として初めてアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞するなど国内外で高い評価を得る。また、NHK連続テレビ小説「純と愛」のオープニングイラストを担当、「みちのおくの芸術祭山形ビエンナーレ」アーティスティック・ディレクターに就任するなど、その活動の幅を広げている。

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時間 _ 15:00~17:00 (14:30開場)
場所 _ 本屋B&B
東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
入場料 _ ■前売1,500yen +(1 drink order 当日現金払い)
■当日店頭2,000yen + 1 drink order

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