【ジュンク堂 池袋本店】
開催日時:2018年06月14日(木)18:30開場 19:00開演
2014年11月に刊行を開始した「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」(全30巻)。
2016年1月の第Ⅱ期(全12巻)刊行開始を機に始まった、好評既刊の古典新訳・新釈を少人数でじっくりと読み解く連続講義。延べ800名以上の方にご参加いただき、ご好評いただいております。
新訳・新釈をてがけた作家たちに、古典作品と新訳・新釈について、その難しさ・楽しさなどたっぷりと語っていただきます。
第24回の講師は、第29巻『近現代詩歌』で「短歌」を選定・新釈された穂村弘さんです。
29巻は、近代以降、変革と共に多様な形で展開してきた詩歌の世界について、明治から平成までの詩を池澤夏樹さんが、短歌を穂村弘さんが、俳句を小澤實さんが精選し、その魅力と真髄を紹介しています。
穂村さんは、五七五七七という千年以上変わらないスタイルを持ちながら、古典としての和歌とは違う、新しさと不思議さと面白さを味わえる短歌を選定、解説されています。正岡子規から三枝昂之まで、どのように選定に取り組みどう読み解かれたのか、本イベントでじっくり語っていただきます。
☆当日、穂村さんとの意見交換も予定しておりますので、対象書籍(『近現代詩歌』池澤夏樹選/穂村弘選/小澤實選/河出書房新社刊)をご持参ください。
トークをより楽しんでいただけるよう、対象作品を読んできて、ご参加いただければ幸いです。
(書籍は当日店頭でもご購入できます。なお、サイン会は予定しておりません。)
☆ご参加の方から、事前に『近現代詩歌』および「日本文学全集」に関して感想・質問などを募集いたします。下記メールアドレスまでお願いいたします。
当日、いただいた感想・質問をトークで紹介させていただく場合がございますので、ご承知おきください。
【感想・質問の送付先】kouhou@kawade.co.jp
※メールの件名に「6/14イベント参加」の旨をご明記ください。
【講師紹介】
穂村弘
1962年北海道生まれ。歌人。2008年『短歌の友人』で伊藤整文学賞、「楽しい一日」で短歌研究賞受賞。2017年『鳥肌が』で講談社エッセイ賞受賞。著書に歌集『シンジケート』『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』ほか。近刊に堀本裕樹との共著『短歌と俳句の五十番勝負』がある。また5月に17年ぶりの新歌集『水中翼船炎上中』を刊行。
★今後の「作家と楽しむ古典」連続講義の予定です。ご予約はイベントの約1ヶ月前より承ります。
第25回「近現代詩歌 俳句」 講師:小澤實
※2018年6月30日頃よりご予約承ります。
日時:2018年 7月 31日(木) 19:00~
小澤實
1956年長野県生まれ。俳人。2000年「澤」を創刊・主宰。06年『瞬間』により読売文学賞詩歌俳句賞、08年『俳句のはじまる場所』で俳人協会評論家賞受賞。著書に句集『砧』『立像』『小澤實集』、ほか『万太郎の一句』など。
第26回「近現代詩歌 詩」 講師:池澤夏樹
※2018年7月30日頃よりご予約承ります。
日時:2018年 8月 30日(木) 19:00~
池澤夏樹
1945年北海道生まれ。作家・詩人。88年『スティル・ライフ』で芥川賞、93年『マシアス・ギリの失脚』で谷崎潤一郎賞、2010年「池澤夏樹=個人編集 世界文学全集」で毎日出版文化賞、11年朝日賞、ほか受賞多数。「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」では『古事記』新訳も担当。
以降も続々開催予定。
★入場料はドリンク付きで1000円です。当日、会場の4F喫茶受付でお支払いくださいませ。
※事前のご予約が必要です。1階サービスコーナーもしくはお電話にてご予約承ります。
※トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。
※ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願い致します。(電話:03-5956-6111)
■イベントに関するお問い合わせ、ご予約は下記へお願いいたします。
ジュンク堂書店池袋本店
TEL 03-5956-6111
東京都豊島区南池袋2-15-5