的場昭弘氏のベストセラー『マルクスならこう考える』から10年――
リーマンショック、アラブの春、東日本大震災を経て、資本主義はどう変化したのか。
マルクスが予見した資本主義の終わりはくるのか。
エコノミストの浜矩子さんをお迎えし、マルクスの資本主義分析を通して現代日本社会の矛盾に迫ります。
的場 昭弘(まとば・あきひろ)
1952年生まれ。神奈川大学経済学部定員外教授。
著書に『トリーアの社会史』(未來社)『マルクスを再読する』(五月書房)『マルクスだったらこう考える』(光文社新書)『マルクスに誘われて』(亜紀書房)『国家の危機』(佐藤優との共著、KKベストセラーズ)など、翻訳に『超訳「資本論」』全三巻(祥伝社新書)、他翻訳に『新訳 初期マルクス』など多数。
浜 矩子(はま・のりこ)
同志社大学大学院ビジネス研究科専門職学位課程教授。専門は「国際経済学」「国際金融論」「欧州経済論」。
『地球経済の回り方』(ちくまプリマ―新書)『円ドル同時終焉の跫音(あしおと) 』(ビジネス社)『超入門・グローバル経済―「地球経済」解体新書』 (NHK出版新書) など多数。