日本人の働き方を研究し、『社畜上等!』『なぜ残業はなくならないのか』などの著作がある評論家・常見陽平さんと、中国人の働く現場に潜入労働した『中国「潜入バイト」日記』著者のライター・西谷格さんが、日中の働き方改革をめぐって大激論。
「社畜」「ブラック企業」「サービス残業」など、現在の働き方改革をめぐる日本人の労働意識は、中国人には一切存在しません。
反日ドラマの現場やパクリ遊園地に日本人がいきなり入ってきても誰も気にしませんし、ある日突然辞めたって気にしません。
日本と違って会社という組織に縛られる意識が、中国人には全くありません。
日本人から見ると「中国人は不真面目」と見えるかもしれませんが、むしろ会社に忠誠を尽くす日本人のほうが、世界的に特殊なのではないでしょうか?
中国人の働き方を見ていくと、日本の働き方改革のヒントが見えてくるかも!?
【出演者プロフィール】
常見陽平(つねみ・ようへい)
北海道札幌市出身。一橋大学商学部卒業、同大学大学院社会学研究科修士課程修了(社会学修士)。リクルート、バンダイ、ベンチャー企業、フリーランス活動を経て2015年より千葉商科大学国際教養学部専任講師。専攻は労働社会学。大学生の就職活動、労使関係、労働問題を中心に、執筆・講演など幅広く活動中。『社畜上等!』(晶文社)『「働き方改革」の不都合な真実』(おおたとしまさ氏との共著 イースト・プレス)『なぜ、残業はなくならないのか』(祥伝社新書)『僕たちはガンダムのジムである』(日本経済新聞社)『「就活」と日本社会』(NHK出版)『「意識高い系」という病』(ベストセラーズ)など著書多数。
公式サイト
西谷格(にしたに・ただす)
1981年、神奈川県生まれ。フリーライター。早稲田大学社会科学部卒。地方新聞の記者を経て、フリーランスとして活動。2009年に上海に移住、2015年まで現地から中国の現状をレポートした。主な著書に『この手紙、とどけ! 106歳の日本人教師が88歳の台湾人生徒と再会するまで』『中国人は雑巾と布巾の区別ができない』『上海 裏の歩き方』、訳書に『台湾レトロ建築案内』など。最新作『ルポ 中国「潜入バイト」日記』が話題に。
時間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
■前売1,500yen + 1 drink order
■当日店頭2,000yen + 1 drink order