2018年6月7日(木)

田中圭一 × 鍋島雅治 × 村松充裕 × 大坪ケムタ「漫画業界の今と未来について語ろう~『良い作品』を作るだけでクリエイターは生き残れるのか?」

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今も昔も漫画の面白さは変わりません。しかし今ほど漫画の読まれ方が変わっている時代はないのではないでしょうか。紙からスマホへ。それに伴って漫画家も出版社も、それぞれ読者との向き合い方を変えなければいけなくなっています。

漫画アプリやSNSなどで新しい試みや手法が行われたり、投稿作品からビッグヒットが生まれたりとワクワクさせてくれる話題もあれば、違法サイトや単行本の未発売問題などゲンナリさせることもあります。漫画家は自分で作品を宣伝しなくてはいけないし、出版社はIT企業ぽいこともしなくてはいけなくなっています。これらは過渡期ならではのことなのか、これからも続くことなのでしょうか?

そんな時代に漫画家と出版社はどうサバイヴしていくのか、そしてサバイヴ出来る作品とは。4人のゲストが今の漫画とこれからの漫画について語り合います。

出演は、出版社からの作品だけでなくWeb漫画やコミケなどにも積極的に関わり、漫画家でありつつ大学で教鞭をとる田中圭一さん(『うつヌケ』『ペンと箸』)と鍋島雅治さん(『築地魚河岸三代目』『検事・鬼島平八郎』)。講談社の漫画アプリ『コミックDAYS』の村松充裕さん。そしてWeb漫画の誕生から現在までをまとめた『ジャンプが1000円になる日』著者の大坪ケムタさん。

漫画好きはもちろん、漫画家や漫画業界志望者にとっても刺激的なトークになること間違いなし。いろんな意味で”ヤバい”漫画の今について語ります!

【出演者プロフィール】
田中圭一(たなか・けいいち)
漫画家、京都精華大学准教授。1984年『ミスターカワード』でデビュー。劇画タッチの4コマ漫画『ドクター秩父山』がヒットして深夜アニメ化される。1989年から『週刊少年サンデー』で『昆虫物語ピースケの冒険』を連載、注目を集める。人気が下降する中、著名な漫画家の絵柄を使ったパロディーを発表。2002年発表の『神罰』でふたたび人気作家に復帰した。現在は『ペンと箸』『うつヌケ』などドキュメンタリー漫画も描く。

鍋島雅治(なべしま・まさはる)
漫画原作者、作家。1963年、長崎県生まれ。長崎県立佐世保商業高等学校、中央大学文学部卒業。スタジオ・シップ勤務後に漫画原作者として活躍。代表作に『築地魚河岸三代目』など。今年、はじめての著作となる『運は人柄』を上梓。東京工芸大学芸術学部マンガ学科の非常勤講師なども務める。

村松充裕(むらまつ・みつひろ)
『週刊ヤングマガジン』編集部 副編集長、コミックDAYSチーム長。

大坪ケムタ(おおつぼ・けむた)
フリーライター、イベンター。1972年佐賀県生まれ。大学卒業後、98年にフリーライターに転向。芸能・アダルト・プロレスなどの原稿を中心に、記名無記名を問わず活動。

時間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
■前売1,500yen +1 drink order
■当日店頭2,000yen + 1 drink order

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