2018年6月22日(金)

福嶋亮大 × 張彧暋トークイベント 未来のヒントは「辺境」にある。『辺境の思想 日本と香港から考える』(文藝春秋)発売記念

logo_title100トランプ大統領の誕生以降、世界の底はすっかりぬけてしまったようだ。虚実があべこべな現実社会。いったん慣れ始めてしまえば、何が正常だったのかもはやわからなくなる。当たり前のように信じてきた自由と民主の価値は後退し、今までとは異なる世界が現れつつあるようだ。2011年の東日本大震災、そして2014年の雨傘運動。日本と香港。2つの大きな転機を迎えた「辺境」社会から未来を眼差す往復書簡は、問いなき時代への問いに満ちた新たな思索の軌跡です。

東洋と西洋の思想を縦横無尽に行き来する文芸評論家の福嶋亮大さんと、サブカルチャーからハイカルチャーまで深く日本文化を愛する香港人社会学者の張彧暋さん。張さんの来日にあわせ、香港の足もとで何が起きているのか、日本は、世界はどこへ向かおうとしているのか、「辺境」の定義を拡張しながら共著者の二人が骨太なトークをかわします。

※書籍『辺境の思想 日本と香港から考える』は6月1日に文藝春秋より発売となりました。

【プロフィール】
福嶋亮大(ふくしま・りょうた)
1981年、京都市生まれ。文芸評論家。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、立教大学文学部准教授。主な著書に『復興文化論』(青土社、2013年、サントリー学芸賞受賞)、『厄介な遺産』(青土社、2016年、やまなし文学賞受賞)など。

張彧暋(ちょう・いくまん)
1977年、香港生まれ。香港中文大学大学院社会学研究科博士課程卒。博士(社会学)。現在、同大學社会学講師。著書に『鉄道への夢が日本人を作った――資本主義・民主主義・ナショナリズム』(山岡由美訳、朝日選書、2015年)、『香港――中国と向き合う自由都市』(倉田徹と共著、岩波新書、2015年)。

【開催日】
2018年6月22日(金)

【時間】
19時30分スタート/21時頃終了予定  *イベント当日、お店は18時にてクローズ致します

【会場】
Title 1階特設スペース

【参加費】
1000円+1ドリンク500円

【定員】
25名

【お申し込み】
手順1:メールの件名にイベント名、メール本文にお名前(氏名)/電話番号/枚数(1人2枚まで)を明記して、以下のアドレスに送信ください。

title@title-books.com

手順2:「予約完了」の返信をいたします。(メールの受信設定にご注意ください)。

手順3:参加費は当日会場受付でのお支払いとなります。

お申し込み・ご予約は定員に達し次第締め切らせていただきます

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